国際学級
これまで成蹊小学校では帰国生のためのクラスとして「国際学級」を独立学級方式で運営してきましたが、2006年4月から帰国生を一般学級へ混入させる「混入教育」を導入しました。
これは、「子どもは子どもたちのなかで育つ」という子ども同士の教育力を大切に生かそうという考えによるものです。一般学級の子どもたちとの交流のなかで、無理なく適応し、一人ひとりの個性を尊重し、充実した学校生活を送ることができる環境を整えています。
帰国生を受け入れてきた伝統と実績
最近では帰国生を受け入れる学校は珍しくありませんが、成蹊学園は戦前より海外勤務者の師弟を受け入れる学級を特設していました。1964年(昭和39年)には全国にさきがけて成蹊小・中学校に「国際学級」を設置し、国際化社会に対応できるグローバルな思考をもつ子どもたちの育成をめざし、個々の能力を引き出すことを教育の主眼としてきました。
基本方針
@国際理解を深める好機として、海外での生活体験を積極的に生かすように考える。
A「混入教育」と「取り出し指導」で、児童の個性を尊重する。
B学力適応面のみを重視するのではなく、学校での集団生活や日本国内での生活適応面も重視する。
C保護者と連絡をとりながら、より効果的に指導していく。
オリエンテーションプログラム
■step1 発見や驚き、未知を知る
オリエンテーションプログラムのスタートは、まず知ってもらうことから始めます。担任教員による「学校探検」などを通して生活の楽しみ方、学校用具の使い方などを学びます。また、通学の練習や保護者との個人面談などを行い、個別指導をしていきます。
■step2 学校生活に慣れ、生活のリズムを作る
オリエンテーションプログラム第2段階。専科授業の参観や一般学級での学習・生活・ルールなど、児童が一般学級に混入しても心配がないように担任教員が授業を通じて指導します。
■step3 一般学級での生活が始まる
いよいよ混入教育がスタート。一般学級に混入し、それぞれの学級の一員として生活時間の多くを過ごします。
■step4 「取り出し授業」&「アドバンス英語コース」
国際学級担任は、一般学級副担任としてその学年全体の指導を行いながら、混入して国際学級児童のケアを行います。学級での様子を見て、必要がある場合には、授業時間中の取り出し学習指導や時間外の補習および生活指導を行います。そのための国際学級教室もあります。また、一般学級
(4年)では週1時間英語の授業を行っていますが、国際学級児童にはその他に、海外で習得した外国語のレベルを落とさず、さらに高めるようなアドバンスコースが設置されています。 |