お子さんが、いじめや差別、ハラスメントなどの被害にあったら。

それでは、お子さんが、いじめや差別、ハラスメントなどの被害にあっている可能性に気づいたり、お子さんから、そうした状態で悩みや不快な感情を抱えて苦しんでいることを伝えられたら、どう対応すればいいのでしょうか。まずは、気持ちをしっかり受け止めることが大切です。その上で、お子さんが取れる対応について、お子さんの気持ちや意見を大切にしながら、一緒に考えてあげてください。

  • 気持ちを受け止めることの大切さ

    まずは、これまで苦しんできた(そして、今も苦しんでいる)お子さんの気持ちをしっかりと受け止めてあげてください。その際、お子さんがどのような状況で、どのような気持ちで、困ったり苦しんでいるのかを想像しながら、理解しようと努めながら、接してあげてください。

    注意したり、アドバイスをしたい気持ちが出てくるかもしれませんが、お子さんが自分の置かれた状況について充分に説明できていない可能性もありますので、まずはお子さんの味方になり、苦しんでいる気持ちを受け止めてあげてください。それにより、お子さんはまず安心感を持つことができるようになります。これが何よりも大切な第一歩です。テレビを見ながら片手間に聞くようなことは避けてほしいと思います。まず、しっかりと話を聴き、そのうえで、どのような方策を講じればよいかを、お子さんと一緒に考えるようにしてください。

    お子さんの発言を受け止めずに、「考えすぎよ、変な子ね」とか「友達(先生)がそんなことするはずないでしょ」とか「それは、あなたがかわいがられているからじゃないの」などと言って訴えをさえぎってしまえば、お子さんは相談するのをあきらめたり、その後相談をしなくなる可能性があります。また、「お前にも隙があるんじゃないの」とか「いやだっていわないからよ」などとお子さんに責任があるような発言をすれば、お子さんをさらに追い込むことになってしまいます。

    また、お子さんは、言葉だけでなく、表情や態度で訴えかけてくることもあります。集中力低下や睡眠リズムの変化、学業成績の急激な低下、対人関係の変化などがSOSのサインとして表れることもあります。

  • お子さんの辛さが少しでも和らぐ方法を一緒に考える

    気持ちを受け止めた後は、どのような方策を講じればよいかを、お子さんと一緒に考えてあげてください。以下に、効果を発するかもしれない具体的な方策の代表例を紹介していますので、それらを選択肢としてお子さんに提示し、それらを実行することについてのお子さんの気持ちや意向を聞いてあげて下さい。場合によっては、そうした方法を実行するのは難しいと、お子さんが感じることもあります。一方的に「こうするべき」という薦め方は、対処ができない状況で苦しむお子さんをさらに追い込むこともありますので、あくまでもお子さん本人の意向に沿いながら、一緒に方法を考えてあげて下さい。もし、どうしてもお子さんがそうした方法をすることができずに苦しんでいる場合には、できるだけお子さんに了承を得た上で、担任の先生や学園内のハラスメント相談員に親御さんが相談されてみるのも、一つの手段です。

1. 相手に言葉や態度で意思を示すことも大事です。
お子さんの気持ちをはっきりと相手方に伝えることが解決につながることもあります。相手に不快であると伝えることができるかどうか一緒に考え、どうしても意思表示ができない場合は、我慢せず、その場を離れるように助言しましょう。
2. 先生など信頼できる人に相談しましょう。
お子さんから相談を受けた内容がご家庭だけで解決できないようでしたら迷わず、担任の先生やハラスメント相談員などに相談してみましょう。
3. 具体的な記録を残しましょう。
お子さんが受けた不快な行為や嫌がらせについて、日時、場所、発言内容、行為の回数などをできるだけ明確に記録しておきましょう。後々、役に立つこともあります。

お問合せ先
成蹊学園総務部総務課 ハラスメント防止人権委員会事務局
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1

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