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成蹊LIFE

受験も、その先も見据えた社会科指導

成蹊中高の社会科教育の特徴

各科目を幅広く学習。考える力を身につける

成蹊高校では1年生で「世界史」「政治・経済」、2年生で「世界史」「日本史」、3年生で「倫理」を必修科目としています。受験に必要な科目だけに絞るのではなく、あえて全科目必修に近いカリキュラムを組むことで、社会に出てからも現代社会の問題を総合的に考察する力を身につけることができます。それぞれの科目において、単に暗記するのではなく、考えながら学ぶという学習スタイルを大切にしています。

政治・経済

現代社会の仕組みを理解するため、高校1年生と3年生の文系で必修科目としています。1年生の1学期に政治、2学期に経済、3学期には国際関係を中心に授業を行っています。

世界史

高校1年生では、市民革命の前夜から第1次世界大戦まで、2年生ではそれ以降を学習します。1年生で週3時間、2年生で週2時間と、他校と比べても授業時間数が多く、日本史との関わりを重視して授業を進めるのが特色です。

日本史

高校2年生の必修科目では、明治維新から終戦までを学習。3年生では受験クラスと内部進学クラスに分かれ、それぞれの速度に合わせた授業を進めます。世界史と並行して理解を深められるよう国際関係に重きを置き、世界の中での日本の動きを見ていきます。

倫理

倫理は他の科目より抽象度の高い内容となるため、高校3年生の必修です。新カリキュラム導入により、授業時間が週3時間に増加しました。思想や哲学の系譜を学び、答えが一つではない問題と向き合うことで、自分自身の進路や将来について考えてもらうことを目的としています。

近現代史を重視した歴史の授業

近現代史を重視した授業を行っているのも、成蹊中高の社会科教育における特徴の一つです。現代の私達に直接関係する近現代をしっかりと学び、歴史的背景をきちんと理解することで、現在の複雑な社会的問題に対する自分なりの考えを持つことを目指します。また、紀元前から順番に覚えるのでなく身近な近現代史から学ぶことで、歴史を過去の単発的な出来事としてではなく、関連性を持ったストーリーとして認識することができます。まずは一人ひとりが歴史の一連の流れをきちんと理解し、そこから派生したさまざまな事象を学ぶことで、より深い理解ができるようになります。

Pick Up

社会科レポート


高校1年時に課されるレポートです。テーマごとに書籍が提示され、自分で調べたことやこれまで学んだことなどを参考にしながら、それぞれのテーマに沿った自分なりの考えを書きます。テーマは、「多様性と平等を考える」「情報化社会を考える」など。優秀作品は冊子にまとめられ、生徒や保護者の方々に見ていただいています。
成蹊の社会教育でレポート学習を重視するのには、二つの理由があります。一つは、自主的な探求態度を身につけてほしいと考えるからです。教室で与えられる内容をただ無難に消化する受身の学習から脱し、生徒一人ひとりが積極的に社会的事象に対する関心を深め、複雑な社会現象を論理的に理解する力を養ってほしいと思っています。もう一つは、将来社会に出たとき、主体的な態度決定とアンガシュ(社会参加)ができる力を育むことを期待するためです。いずれ社会に出て市民として生活するようになると、誰もがいやおうなしに社会的現実に迫られることになります。高校の最初の段階から自分の頭で考える訓練を行うことで、社会を合理的に認識する目が養われ、そうした社会的現実に対する主体的な姿勢を育てることができます。

<生徒たちの声>

社会科レポートで自分を表現するのに必要なものは、「自己発想力」だと思います。与えられた枠がある中で解答する定期テストとは違います。枠にとらわれずに自己発想力だけに頼ってユニークな発想を導き出し、そこからそれが他者にとっても興味深いものであるためにアイディアを展開し、形にする。そしてその過程を通じてまた新たな発想を導き出していく。社会科レポートはそうした“自発的な自己育成の練習場” ように感じています。

高校3年 女子

その他の取り組み

成蹊中高では、中学1年生でノートのとり方を重点的に指導しています。単に板書するだけではなく、教員の発言の中で重要な部分はメモをとるなど自分なりのまとめ方を確立することで、授業で得た知識を体系立てて整理し、自分の中に蓄積していくことを目的としています。
また授業時間外に自主的に学習をしたいという生徒のために、希望者には穴埋め問題や選択問題、論述問題などの宿題を用意しています。小論文の添削を希望したり、質問をしたりする生徒にはその都度対応するなど、普段から受験に対する意識を持てるよう、学習環境を整えています。

社会科担当・伊藤 悟先生からのメッセージ

社会の授業を通して、自分で考え行動する力をつけてほしい。
社会科担当 伊藤 悟 先生

人間は社会的な存在です。社会の中で生きる限り、他者との関係が必ず生じ、自らも他者に影響を与えます。だからこそ、皆さんには人に動かされるのではなく、自分で考えて行動する力をつけてほしいと考えています。そのためには、ただ受身でいるのではなく、常に物事を多角的に捉え、疑問や関心を抱く姿勢が大切です。成蹊中高の社会科の授業では、色々なものの見方ができれば、色々な解釈ができるということを生徒の皆さんに伝え、複雑な人間社会を読み解く目を養っていきます。
これから皆さんには、それぞれの個性を伸ばし、活かしていってほしいと思います。同時に、きちんと相手の立場に立ち、相手の気持ちや痛みがわかる人になってほしいと思います。相手の考え方や背景を理解するためには、視野を広げ、自分なりの物の見方を持っておくことが大切です。そのようにして、自らを高めつつ、人間を知り社会を知って、他人をケアできる思いやりのある人になってください。物事を多角的に捉えることは、結果として相手のことをきちんと考えられるということにつながります。我々教員は、そのような人間になってほしいという願いを込めて、日々の授業を行っています。

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