プレス・リリース

マンデルブロ博士東京レクチャーについて

                     2002/10/14
            マンデルブロ博士東京レクチャー準備会
代表:滝川 洋二(国際基督教大学高校・ガリレオ工房)

 「フラクタル」の命名者であるマンデルブロ・IBM名誉フェロー(イェール大学数理科学名誉教授)が来日されます.来日に際して, マンデルブロ博士のご希望により,日本の教育関係者と交流する会合 を,下記のように開くことになりました.
 マンデルブロ博士は,イェール大で同僚と一緒に高校などの教員を対象にしたサマーセミナーを実施しており,アメリカではそれを もとに学校でフラクタルの授業が行なわれています.視覚的に美しいフラクタルは、米国の生徒にも人気があるとのことです.講演で は,日本の学校教育関係者方に米国での実践をお話しされる予定です.

  • 講演タイトル:フラクタル,その教育における役割 Fractals and their role in education

  • 講演者:ベンワ・マンデルブロ(Benoit B. Mandelbrot)IBM名誉フェロー(イェール大学数理科学名誉教授)
        当日は英語での講演になります.
        通訳:中嶋 悟(東京工業大学教授,東京工業大学理工学研究科広域理学講座理学研究流動機構)
  • 日時:10月31日(木) 18:00〜19:30 
  • 講演の対象: フラクタルの教育に関心のある方
  • 会場:日本科学未来館 イノベーション・ホール
            Tel.03-3570-9151(代表)
            新交通ゆりかもめ(新橋駅〜有明駅)
            「テレコムセンター駅」下車・徒歩約4分
            地図はこちら
  • 定員: 約200名 (先着順)
  • 参加費: 500円  当日,受付でお支払いください.
  • 講演申込み方法:事前に電子メールまたはファックスで
        mandelbrot-tky@m2.pbc.ne.jp
        FAX:03-5607-7831 まで
         電子メールの場合
         件名(タイトル)を
         ■マンデルブロ博士東京レクチャー参加申し込み
          (先頭に■をつけてください)として、下記の内容をお知らせください。
         □氏名
         □所属(学生の場合は【学生】と、明記してください)
         □連絡先電話またはFAX番号
         □電子メールアドレス
         FAXでの申し込みも同様の内容をご記入ください.
  • 懇親会:定員に達しましたので,申し込みは締め切りになりました.
  • 問合せ先: mandelbrot-tky@m2.pbc.ne.jp
  • 記録ビデオ 当日収録したVTRを頒布する予定です.価格・頒布方法は別途お知らせします.
  • ホームページ: http://www.seikei.ac.jp/obs/fractal/fractal.htm
  • インターネット中継: 当日18:00 - 19:30 上記ホームページからアクセスできます.

  • 主催:マンデルブロ博士東京レクチャー準備会
  • 共催:日本科学未来館
         物理教育研究会
         東京工業大学理工学研究科広域理学講座理学研究流動機構
  • 後援:数学セミナー(日本評論社)
         科学教育バンク
  • 協力機関
         ソニー・テクノクリエイト株式会社
         IIA(Internet Intelligence Agency Inc.)
         成蹊学園

    報道関係向け

        マンデルブロ博士東京レクチャー − フラクタル,その教育における役割 − について

    報道各位

                         2002/10/14
                マンデルブロ博士東京レクチャー準備会
    代表:滝川 洋二(国際基督教大学高校・ガリレオ工房)

     「フラクタル」の提唱者であるマンデルブロ・IBM名誉フェロー(イェール大学数理科学名誉教授)による教育関係者向けのレクチャーを,上記のように開催しますのでお知らせ致します.

     来日に際して,マンデルブロ博士が日本の報道関係の方との懇談を希望されています.講演会に先だって,17:00より30分程度,報道関係の方だけの会見の場を設けます.是非,ご出席賜りますようお願い申し上げます.

     また,講演会の方も多くの方にご参加頂けるよう,ご案内を頂けると幸いです.遠隔地などで当日会場にお越し頂けない方のために,講演会の模様を集録したビデオ収録と頒布,および 日本科学未来館ボランティアスタッフによるインターネット中継も予定されています.期日が迫っておりますが,ニュースやイベント欄等の適当な場でご紹介ください.

  • 報道関係連絡先  成蹊中学高校地学科 宮下 敦


    資料1

     ベンワ・マンデルブロ(Benoit B. Mandelbrot)博士略歴

     
  • 1924年 ポーランド(ワルシャワ)生まれ
  • 1936年 家族でフランスへ移住
  • 1944年 エコル・ポリテクニークに入学
  • 1952年 パリ大学で博士号取得
          アメリカ・プリンストン高等研究所研究員
  • 1955年 フランスに帰国,CNRS(国立科学研究院)研究員
          スイス・ジュネーブ大学,フランス・リル大学応用数学助教授などを経て
  • 1958年 アメリカ・IBMワトソン研究所(IBMフェロー)
  • 1975年 最初のフラクタル幾何学体系を著書 "Les objets fractals, form, hasardet dimension"(フラクタルな物体,かたち,偶然,次元)にまとめる
  • 1982年 さらに体系的な著書 "The fractal geometry of nature" (フラクタルは自然の幾何学) を出版
          IBMフェローのかたわら,ハーバード大学応用数学教授,
          イェール大学工学教授,エコル・ポリテクニーク数学教授,
          ハーバード大学経済学教授などを歴任.
          IBM退職後 現在イェール大学数学教授
  • Prize: National Academy of Sciences, American Academy of Arts and Sciences; Wolf, Harvey, Humboldt, Nevada, Honda, Science for Art and Proctor Prizes; Barnhard, Franklin, Steinmetz, and Richardson Medals; Caltech Distinguished Service and Scott Awards など数々の賞を受賞.


    資料2

    マンデルブロ博士東京レクチャー準備会名簿


  • 滝川 洋二 (国際基督教大学高・ガリレオ工房) *代表
  • 林 衛 (理科カリキュラムを考える会・科学教育バンク)
  • 松本 直記 (慶應義塾高・横浜物理サークル・日本ハンズオンユニバース協会)
  • 中嶋 悟 (東工大理工学研究科)
  • 西川 雅祐 (日本評論社・数学セミナー編集部)
  • 松下 貢 (中央大理工学部)
  • 渡邊 昇 (日本科学未来館)
  • 野崎 昭弘(大妻女子大・数学教育協議会)
  • 増島 高敬(自由の森学園高校・東京私学数学サークル)
  • 足立 久美子 (田園調布雙葉中学高校・東京私学数学サークル)
  • 徳竹 成之 (慶應義塾高・日本数学教育学会)
  • 宮下 敦 (成蹊中学高校)

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