• 市川 彩瑛さん

    国立お茶の水女子大学附属高等学校出身
    物質生命理工学科4年(2015年1月取材時)

  • 理工学部
    有機化学研究室

基礎をしっかり鍛えるから、より深い研究ができる

高校時代、大学では自分の好きな化学の実験を多く行いたいと思っていました。進路指導の先生から「大学で化学を専攻する場合は、理科全般の知識がなければ、化学を深く研究することはできない」との助言もあり、苦手な物理も学ぼうと考えていたので、1、2年次で理科全般を履修できる成蹊大学を志望しました。高校の物理は、数式を覚えて使うことが中心でしたが、大学では少人数制のクラスで物理の考え方や本質を理解できるまで学べたため、化学と同様、物理を学ぶことが好きになりました。

成蹊大学の物質生命理工学科は、化学・生物系の他に環境系や物理系など、研究分野の選択肢が広く、しかも研究室の配属が決まる3年次の7月までにいろいろな勉強ができ、じっくり考えた上で専攻する分野を選べます。

私が選んだ研究は、アゾベンゼンとヘリセンを組み合わせた化合物を合成し、光をあてると分子の形が変わることを利用して新しい機能を開発するというものです。試薬を反応させるだけでなく、生成物の分析や反応の解析まで自分で行うことで、科学的に研究を進められます。また有機化合物の分子構造を解析するNMRという高性能の分析装置をはじめ、いろいろな装置や機械を自由に使えるところも魅力です。

卒業後は大学院に進学し、この研究を続ける予定です。社会で広く使われるような、さまざまな機能を持った化合物を合成することが目標です。

有機化学研究室

私たちの身の周りには医薬品やプラスチックなど数多くの有機化合物が存在し、日常生活において重要な役割を果たしています。これらの効率的な合成方法の開発や、面白い構造や機能をもつ新規化合物の合成に挑戦しています。

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