• 須田 夏緒里さん

    私立尚志高等学校 出身
    物質生命理工学科 4年(2017年1月取材時)

  • 理工学部
    物質計測・イメージング研究室

粘り強く研究をやり遂げたことで、喜びも大きなものに

動物や植物のことを勉強したいと考え、高校の先生に紹介された成蹊大学を受験することにしました。成蹊大学の周りは自然が多く閑静な雰囲気だったため、ほっとさせられるところがありました。文理合同キャンパスのため文系の人と交流することも多く、テスト勉強の仕方や考え方の違いなどで刺激を受ける部分が多くありました。

研究室を決める段階でも動物と植物のどちらを研究の対象とするかを決めかねていたのですが、両方の研究ができる可能性があったため物質計測・イメージング研究室に所属することにしました。そのころ自宅で育てていたアボカドの葉に興味がわいたこともあり、最終的には植物を研究テーマに選びました。研究ではアボカドの気孔周辺にある特有の細胞を発見し、明らかにしていくことをめざしました。植物ホルモンを検出することができれば気孔の働きを解明することに繋がり、ひいては作物の生産量をコントロールすることもできるのではないかと考えたからです。

分析にはToF-SIMSという二次イオン質量分析法の装置を用いていました。ToF-SIMSから得られたデータから一つひとつ細やかな作業で検査結果を読み取って解析していくので、非常に苦労が絶えませんでしたが、それだけに自分が期待していた結果が得られたときの喜びは大きく、研究を通して粘り強くコツコツ作業する精神力が身についたと感じています。

物質計測・イメージング研究室

生体組織や高機能性材料の分子の分布や構造を明らかにすることを目指しています。微細かつ高感度に化学情報が得られる表面分析法の利用と、複雑なデータを読み解くデータ解析の応用によって、これまで観察が困難だった生体分子などのイメージングや構造解析を可能にする研究です。

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