• 金子 舟さん

    私立栄東高等学校出身
    情報科学科 4年(2016年1月取材時)

  • 理工学部
    プログラミング言語研究室

研究を通して得た経験から、人として成長できた

情報科学科を選んだのは、自作のパソコンを制作するなど情報数理分野に興味があったためです。研究室に配属され研究を進めていくと、一見丈夫に作られたプログラムに見えても意外な綻びがあることに気づきました。極端に言うと、複数の出来事が相互に動作が終了するのを待ち、先に進まなくなることがあるのです。この現象は面白いなと感じ、ソフトウェアを検査するためのモデル生成を研究テーマにしました。この研究で、文法推論と言われる言語などに用いられる学習の仕組みを応用しモデル作成を行い、昨年秋の学会で発表させていただいたところ、他大学の先生からも良い評価をいただきました。

卒業後は大学院に進学予定です。就職することも考えましたが、せっかく始めた研究ですし、今できることを続けてみたいと思いました。今、人工知能やビッグデータに代表されるように、コンピュータが扱う情報量が増えています。そうなると必要なデータがすぐに取り出せないということも起こるでしょうし、検索時間の短縮など、かなり改善の余地がある分野だと思います。

大学での4年間を通し、人としても少しは成長できたかなと感じています。部活の部長を務めていたため責任感が芽生えましたし、人に何かをしてもらうには頼み方があると知りました。例えば得意分野の異なる2人にひとつの作業をしてもらおうと思ったら、うまく頼まないと両者の関係がぎくしゃくし、作業も進まないのです。これはある意味、プログラミングに通じる部分もあり、団体活動を通して学んだことも大きいと思います。

プログラミング言語研究室

交通・金融・医療など主要な社会基盤がソフトウエアにより制御される現在、その信頼性の確保が厳しく問われています。本研究室ではプログラミング言語理論を基礎に、言語処理系拡張による不正動作防止、セキュリティ検査技術などの研究に取り組んでいます。

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