• 簗瀬 希さん

    私立杉並学院高等学校出身
    システムデザイン学科 4年(2016年1月取材時)

  • 理工学部
    経営工学研究室

企業と共同研究、「現場の声」を研究に反映できることが魅力

もともと人間工学に興味があったことから、オープンキャンパスで訪れた成蹊大学で行われていた、明るさや角度を変えることでどう映像が見やすくなるかという研究に惹かれました。この研究室に配属されてまず考えたのも人間工学を生かすことで、作業現場のレイアウト研究を行うことにしました。

今まで作業現場のレイアウトはベテラン作業者の勘や経験に頼って作成されていましたが、コンピュータを使えば誰でも適切なレイアウトが作成できる可能性があります。例えば人間は上に10度、下に20度、左右30度までならば目を動かさず見ることが出来る点を踏まえれば、なるべくその範囲内に部品を置いた方が良いとなるわけです。ただし作業のしやすさや、部品を組む順番も考慮しなければいけません。それを総合的に考えるのがこの研究の難しいところなのですが、企業の方と一緒に研究しているため、現場の生の声を聞くことですぐに反映できるのが魅力です。結局のところ、部品が見やすい位置や取りやすい場所は人により変わります。例えば身長や体重などを入力すれば作業者に合わせ作業台のレイアウトがカスタマイズできるようになるのが、目指す理想形だと思います。

また企業の方との共同研究では、顧客の求めていることを理解したり、研究や作業を一緒に行う企業の方々とのやりとりの中で社会人としてのコミュニケーション能力が鍛えられました。研究を通して身に付けたコミュニケーション能力も、社会で生かしていければと思います。

経営工学研究室

経営工学は、人間を含むシステムの効率化やデザインを行う学問です。工学的アプローチを用いながらも、人間の価値を理解してシステムの効率化の問題解決にあたっています。

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