• 永野 雄大さん

    私立東京電機大学高等学校出身
    システムデザイン学科4年(2017年1月取材時)

  • 理工学部
    知能機械研究室

コンピュータに五感を獲得させ、優れた人工知能を

コンピュータに三次元的な空間把握をさせる研究をしています。既に写真からの物体認識は成されていますが、さらに人間のように三次元的に把握させることはできないか、というものです。ディープラーニングという人工知能に学習させる方法を使うのですが、最大の課題は人工知能に学習させるデータを作るところから始めなければならないことです。作業としてはコンピュータ上に立方体を生成し、回転させ、移動するプログラムを加えます。そしてさまざまな方向から何枚も画像を撮り、物体のXYZ座標を導き出しデータとして出力させるわけです。研究の前段階としてそういうデータを数万枚作り自動学習させるシステムを構築することが一番苦労したことでした。

この研究の目的はコンピュータに人間の視覚を獲得させることにあります。さらにその先にあるのは、自分の理想とする優れた人工知能を作ることです。人間は生まれると、言葉や感情よりも先に視覚や触覚から学習していきます。ということは五感を獲得させることが知性への近道であり、その中でも一番分かりやすいのは視覚だと考え、画像処理の分野からアプローチしようと思ったのです。

成蹊大学のシステムデザイン学科は、どの先生方もフォローが手厚く、この学科に入ってよかったと感じています。親身になって相談に乗っていただき、やりたい研究をさせてくれたことは勉強のモチベーションに繋がりました。この先、自分が望む環境を得るには、まず土台を作ることが大事だと考えています。きちんと成果を残し、長く研究に携わっていければと考えています。

知能機械研究室

人間と同等かそれ以上の作業ができるロボットの創造を目指し、人の振る舞い、周囲の環境、与えられた作業を理解し、評価して反応するロボットインタフェースを研究しています。

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