ゼミ・研究室紹介
一覧へ戻る

研究テーマ 家族と社会保障

社会保障・福祉を経済の視点で理解し実現性の高い課題解決につなげる

経済学部 経済経営学科 丸山桂 教授

確かなデータに基づき現行制度を正しく理解

社会保障や福祉は、暮らしの安心を根幹で支えます。しかし身近であるため、思い込みや不充分な情報に振り回されやすい面があります。そこでゼミ(演習)では、この国の関連制度に関する正しい知識を身につけた上で現行制度の課題を検討し、さらに制度を維持・発展させる政策を考えます。一貫して重要なことは経済の視点。制度の財政規模や財源調達方法、家計への影響や海外との比較など、確かなデータに基づき現行制度を正確に理解します。政策を考える上でも、実現性の高い財源の確保は不可欠の条件。数十年後、自分たちの世代は年金が給付されるかなど問題意識をもって取り組むことで、国の審議会では思いつかないようなアイデアが生まれることがあります。

経済経営学科 写真01
経済経営学科 写真01

制度の当事者として実社会の問題を考える

前期はグループワーク、後期はグループワークと個人研究を並行させます。グループワークでは発表内容を評価し合うことで自分の長所・課題を見える化。個人研究では研究成果の文章化を通して論理的思考力を強化します。また、高齢者や障がい者の不自由な日常生活を疑似体験し、今困っている人への想像力を豊かにすることにも時間を割いています。こうした学修を通して、学生には制度の当事者として冷静な頭脳と温かい心をもって社会保障や福祉の問題を考える姿勢を身につけてほしいと考えます。

私とゼミ
堀 匡寿

学問の枠組みにとらわれず
現実の課題に取り組む

経済学部 経済経営学科4年
(2016年度公開時)

堀 匡寿さん

留学したドイツで家族との時間を楽しむ生き方に触れ、過重労働や過労死が起こる日本の生活を客観的に考えるようになりました。また、学生のうちに卒業後の人生の指標を明らかにしたいと思ったことも、生活の基盤を支える社会保障制度を深く学ぶきっかけとなっています。こうした背景もあり、個人ではワークライフバランスについて研究しています。ゼミ(演習)に参加した当初は問題意識だけが先行しがちでしたが、グループワークや個人研究を通して課題を共有することで、人に伝えるための論理性が身につきました。また、経済学部のゼミですが、先生は社会学や心理学の手法にも言及します。学問の枠組みにとらわれず、広い視点で現実的な問題に取り組むことで、課題解決のための多角的なアプローチ法を修得できました。

トップへ戻る