ゼミ・研究室紹介
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研究テーマ イノベーションのマネジメント

ものづくりのおもしろさ・難しさを「経営する」という観点から考える

経済学部 経済経営学科 福澤光啓 准教授

企業のイノベーション活動を多面的に探り総体的に理解する

企業は開発した製品やサービスに対して顧客の満足を得ることによって価値をつくりだしています。言い換えれば、ものづくりとはお客さんの笑顔をつくることです。他社より高い利益を得るためには、コストを抑える効率性が求められるとともに、顧客を惹きつけることのできる特徴を自社の製品にもたせることが必要です。製品の企画・開発から市場で評価を得るまでの過程を検証し、その成功や失敗の理由について、戦略論や組織論、マーケティング論などで示されているさまざまな理論を用いて考えることにより、企業のイノベーション活動を総体的に理解することがゼミ(演習)のテーマです。総体的な理解とともに、学生は、それぞれ興味ある切り口から革新的事業の成功・失敗の理由を探っています。

経済経営学科 写真01
経済経営学科 写真01

専門書の輪読と事例研究により理論と具体例をつなぐ

輪読により文献を読み解く力と、内容の要点を簡潔に文章化する力を身につけます。並行してケーススタディに取り組み、体系化された理論を具体的な事例に結びつけて検証します。さらに工場見学などにより現場を実体験することも重視。2015年度はテーマパークで、感動を提供するサービスを体感しました。各事例の成功・失敗の理由について、既存の理論では解明できないことがたくさんあります。さまざまな仮説を立て、試行錯誤を繰り返し結論にたどり着く力は、どのような仕事に就いても活用できるはずです。

私とゼミ
大塚 麻里江

商品開発や組織のあり方を
企業経営の視点で考察

経済学部 経済経営学科4年
(2016年度公開時)

大塚 麻里江さん

新商品が生まれる過程と組織運営に興味がありました。ゼミ(演習)ではそれらを、商品開発の具体的な事例を通してイノベーションを起こす企業経営という視点から学べます。大ヒットした腕時計の事例では、デザイン、技術、生産、宣伝などの企業内連携を考え、コンビニエンスストアが業績回復を果たした事例では強いリーダーシップを発揮した経営者のマネジメント力を学びました。ほかのゼミとの合同発表会では、経営や組織の研究を進めるための新たな気づきも得て、自分たちの研究に不足している点も明らかにできました。多くの専門書を輪読することにより知識も身につき、専門分野での引き出しが増えたことを実感。今はこうして蓄えた情報や知識を自分なりに体系化し、卒業研究として仕上げることに力を注いでいます。

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