ゼミ・研究室紹介
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知能機械研究室

人間のしくみを解明しロボット開発や教育に活かす

理工学部システムデザイン学科知能機械研究室 小方 博之 教授

新しい試験形態の実現に貢献する技術開発

ロボット工学や教育工学での展開を前提に、人間の認識や反応、行動などを定量化する研究に取り組んでいます。ロボット工学では、人間が親しみを感じるロボットの開発に活かし、教育工学では学力や技能の正確な測定や新しいテストシステムの開発に活かします。そのひとつが、自宅受験の実用化に貢献する研究です。昨今の教育のグローバル化と少子化を背景に、海外や遠隔地でのコンピュータ利用型試験や、自宅受験の実施が増えています。入学試験や資格試験のように高い精度が要求される試験を監督者なしで実施するには、受験者の不正行為を挙動から自動判別する技術が不可欠。研究室ではその技術開発につなげる、人間の動作の特徴の測定・解析に挑みます。

システムデザイン学科知能機械研究室 写真01
システムデザイン学科知能機械研究室 写真02

他大学との研究交流を通し専門分野での視野を広げる

私は、研究室を大学と社会の中間に位置づけており、学生の興味や適性を尊重しつつ、組織として成果をあげることに配慮しています。ゴルフ部に所属する学生は優れたスイングを計測しコーチングシステムに活かそうとしていますし、研究室で受け継がれてきた自宅受験にかかわる研究に取り組む学生もいます。また、国内のロボット系の20研究室で持ち回り開催している「先端ロボット工学合同ワークショップ」に毎年参加。互いの研究を紹介する交流を通して刺激を与え合い、専門分野での視野を広げます。

私とゼミ
中村 祐文

タブレット型受験端末で本人を認証し自宅受験での替え玉を防止

理工学研究科 理工学専攻
システムデザインコース 1年
(2016年度公開時)

中村 祐文さん

私が取り組む研究は、自宅受験での使用が想定されるパソコンのタッチパネルやタブレットPCの操作から受験生本人であることを即座に認証し、替え玉を防止するシステムの開発です。自宅受験にまつわる技術開発は、研究室で受け継がれてきたもの。先輩方が開発したタブレットのタップ操作で本人認証を行うシステムに、対象とするデバイスと操作の拡充を図ります。研究は学生主体で進め、私も大学院の先輩と共同で取り組んでいます。まずは協力を得た友人のフリック操作をカメラで撮影。その映像から個人を特定できる情報を抽出してプログラムに組み込みます。日本テスト学会での発表でも、実用化への関心の高さを実感。現在は、大学院へ進学し、今度は後輩と協力してシステムの実現に貢献したいと考えています。

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