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〈表現する〉 卒業論文の事例から:執筆者インタビュー

「保護猫カフェ」から見えてきたものとは−1本のインタビューから問題意識が明確に

久保庭冬陽さん(撮影:成蹊メディアクラブ 吉田祐貴也さん)

久保庭冬陽さん
(撮影:成蹊メディアクラブ 吉田祐貴也さん)

−久保庭さんは、『人間と動物の共生〜保護猫カフェでの聞き取りを中心に〜』という卒業論文を執筆されましたが、そこで扱っている「保護猫カフェ」について教えてください。

いろいろあるのですが、引き取り手のいない猫を預かって世話をしながら、カフェのお客さんなどの中から大切に育ててくれそうな里親を見つけて委ねる、といった活動をしているところが多いですね。

−論文を書く過程で、転換点となるような出来事はありましたか?

保護猫カフェのオーナーの方にインタビューをしたことです。保護猫カフェが必要となる背景として、ペットショップで売られる猫を繁殖させるために多くの猫が死んだり捨てられたりしているという事実を知りました。ペットショップが繁盛する裏側で不幸な猫たちが生み出されていく構造に注目することで論文の軸が明確になり、構成も固まっていきました。

−そこから一気に書き進んでいったのですか?

いいえ。授業では複数のインタビューから論点を明確にしていくやり方を学んでいたので、1本のインタビューだけからどうやって議論を展開していけばよいかわからず、最初は報告調の書き方になってしまいました。悩んでいるときに、お手本となるような論文をゼミの先生から紹介されたことで「こう書けばいいのか!」と、一気に視界が開けました。

−論文を書く上で特に難しかったのはどんなところでしょう?

考えを人に話すことと文章にすることの違いでしょうか。先生からは「久保庭さんの文章は言いたいことが多すぎて、読み手に伝わらない」と言われました(笑)。書いた文章を何度も添削してもらうことで、議論の幹になる部分と、その幹から分かれていく枝の部分を区別することの大切さを学んだと思います。

−「卒業論文を書く」という体験について、受験生の皆さんに説明していただけますか?

たとえ自分の好きなことでも、それについて徹底的に調べ、考え、文章にして人に伝えるという経験はあまりないと思います。引用の仕方など、1年生のときから学ぶ論文の書き方、講義で学んだ知識、それにゼミでの仲間や先生との議論がつながり合って最後に自分自身の論文になっていくという体験は、大学ならではのものではないでしょうか。受験生の皆さんには「大変だけれど楽しいよ!」と伝えたいですね(笑)。

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