学科・大学院

現代社会学科 Q&A

Q1. 現代社会学科では、どんな勉強ができますか?

A1. 現代社会学科では、社会学とメディア研究を学べます。
社会学の領域では、私たちが当たり前に思っている家族の形や人びとの働き方、日常の考え方を問い直し、教育、コミュニティ、ボランティア、都市、スポーツ、福祉、不平等などについて研究することができます。
メディア研究の領域では、テレビ、インターネット、ソーシャル・メディア、音楽、アニメ、ゲーム、本などのメディアを扱います。たとえば、インターネットから始まるデモなどの新しい社会現象や、少年少女雑誌がどのような社会状況において生みだされ社会にどう影響を与えたのかなどが、授業で扱われています。

Q2. 現代社会学科では、ゼミ以外でも演習系の授業に力を入れているそうですが、詳しく教えて下さい。

A2. 社会調査演習では、近隣地域の人びとを対象にして、フィールドワークやインタビュー、アンケート調査を現地で行います。メディア・リテラシー演習では、メディアと主体的に付き合う能力を高めるため、地元のテレビ番組やラジオ番組を実際に作ります。コミュニティ演習では、武蔵野市を中心とする地域の人々と直接関わって、その歴史や生活課題を掘り起こしていきます。

Q3. 現代社会学科のゼミでは、どんなことを扱いますか?

A3. 現代社会学科では10人の先生がゼミを開いており、デジタルメディア、スポーツ、メディアの歴史、コミュニケーション、社会心理学、メディア論、家族、都市や地域社会、社会的不平等、福祉やケアなどをテーマに、少人数で議論し、発表や論文執筆のスキルを身につけます。
ゼミ生が卒論で扱うテーマは広く、たとえば、恋愛と結婚、アイドル、アニメ、漫画、カフェ、旅行、推し、外国につながる子どもの支援、食育、子どもの貧困などがあります。

Q4. 現代社会学科の卒業生たちは、どんなところに就職していきますか?

A4. 社会学やメディア研究という幅広い研究フィールドで学んだことを活かし、さまざまな業界に就職しています。直近では、住宅・不動産業(積水ハウス、東京建物など)、情報・通信・IT業(リクルート、日本郵便、日立システムズなど)、マスコミ(進研アド、九州朝日放送、ホリプロ、AOI Pro.)、商業(伊藤忠食品、アトレ、紀伊國屋書店など)、金融業(三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険など)、メーカー(山崎製パン、雪印メグミルクなど)といった分野で就職したり、公務員(東京特別区(Ⅰ類)、千葉県庁、埼玉県教育委員会など)になったりしています。