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国際文化学科 教員メッセージ

有富 純也   川村 陶子   佐々木 紳   竹内 敬子   中野 由美子   墓田 桂    
細谷 広美   堀内 正樹   松浦 義弘    

有富 純也


専門分野:
日本史、日本古代史

担当科目:
日本の歴史と文化、基礎演習I
 

自己紹介

日本史、特に飛鳥時代から平安時代を中心に研究しています。その当時の国家が、どのように宗教(仏教や神祇信仰)を利用して民衆を統治していたのかについて博士論文を書き、それをもとに『日本古代国家と支配理念』(東京大学出版会、2009年)を出版しました。

受験生へのメッセージ

「国際文化学科なのに、なぜ日本史?」と思うでしょう。しかし、あなたが語学を修め、留学や就職で海外に行ったとき、現地の人に聞かれるのは「マンガ」や「アニメ」だけではありません。日本語以外で、自国の歴史や文化を海外の人に語れる。そんな、日本を世界にアピールする人になって欲しいと思います。

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川村 陶子


専門分野:
国際関係論、現代ドイツ・ヨーロッパ研究
担当科目:
国際文化論、ドイツの歴史と文化
 

自己紹介

国際関係における「文化」の役割って何だろう、という素朴な疑問から出発して?年、手探りで研究を続けています。今はヨーロッパの中のドイツとアジアの中の日本を、国際文化交流や異文化間マネジメントへの取り組み方から比較しています。

受験生へのメッセージ

どんなことでもいいので、大学でこれを学びたい、という「マイテーマ」を持てるといいですね。国際文化学科では、授業やゼミ・卒論を通して、あなたのテーマを発展させていくお手伝いをします。好奇心とガッツのある人、お待ちしています。

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佐々木 紳


専門分野:
アジア史、トルコ史、オスマン帝国近代史
担当科目:
演習、基礎演習、地域研究C
 

自己紹介

学部生のころにトルコ(オスマン帝国)の歴史を志し、大学院生のときに2年間トルコに留学しました。その成果を博士論文にまとめ、『オスマン憲政への道』(東京大学出版会、2014年)として本にしています。授業では、グローバル・ヒストリー研究とオリエンタリズム批判の方法論に学びながら、トルコはもとより中東やアジアの歴史を広く世界史のなかに位置づける講義や演習をおこなっています。

受験生へのメッセージ

なぜ、トルコなのか?――と質問されることがよくあります。私の場合は、「ひとめぼれ」というよりも「じわじわ」好きになるといった感じでトルコの歴史に魅了されてきたような気がします。卒論を書いて少し好きになり、留学してまた少し好きになり、といった具合です。直感を信じてつかみ取るもよし、時間をかけてすくい取るもよし。大事なものを選び取る際の参考にしてもらえればと思います。

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竹内 敬子


専門分野:
イギリス社会経済史、イギリス女性史、日本女性労働論
担当科目:
イギリスの歴史と文化、国際演習I・II
 

自己紹介

イギリス史をジェンダー(文化的・社会的な性)の視点から研究しています。社会が何を「女性らしい」「男性らしい」と考えるか、というようなことも歴史をふりかえってみると変化してきていることが分かります。

受験生へのメッセージ

大学での勉強は自分で「正解」を探していくものです。自分が「こだわり」をもって取組めるテーマが見つかると勉強が楽しくなります。国際文化学科では、各自のテーマを地域間や過去の事例との「比較」によって深めていく方法を学ぶことが出来ます。

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中野 由美子


専門分野:
アメリカ社会史、エスニシティ論
担当科目:
アメリカの歴史と文化、演習(アメリカ史)
 

自己紹介

これまで、近代教育を受けつつ言語的・文化的多様性をどのように保持すべきかといった問題や、近代国民国家における市民的権利と集団別権利の問題などについて、主に合衆国の先住民の事例に即して探究してきました。『<インディアン>と<市民>のはざまで』(名古屋大学出版会)などの著書や論文の執筆を通じて、可能な限り文化的・民族的マイノリティの視点や価値観を踏まえるべく悪戦苦闘しながら研究を続けています。また、第二のライフワークとして、近年、国内外のワイン醸造の比較研究(?)に取り組んでおり、休暇時にときどき「現地調査」と称してワイナリー訪問を楽しんでいます。

受験生へのメッセージ

大学では、自分で問いを立て自分の力で解くこと、それを最終的には卒論の形で情報発信することが求められます。ただし、自分だけではこの作業は完成できないと私自身は考えています。自力で調べて考えたことを人に聞いてもらうこと、自分の書いたものを人に読んでもらうこと、お互いに建設的なコメントをしながら切磋琢磨すること、意見や価値観の違いを尊重しながらも具体的な解決方法や共通点を探ること―このような過程がとても大切です。講義やゼミの場で、特定の課題に取り組み議論を重ねていくなかで、またクラスメートやゼミの仲間との共同作業やディスカッションを通じて、自分にとって興味深いテーマ・本当に重要だと思えるテーマを探究していきましょう。

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墓田 桂


専門分野:
国際政治学、安全保障研究、人道問題に関する国際的対応
担当科目:
平和学、Global Peace Studies、演習(I〜IV)、基礎演習、フランス語
 

自己紹介

2005年に外務省を退職し、成蹊大学に着任しました。充実していると時間が経つのは早いものです。国際政治や安全保障、人道問題など、幅広いテーマを研究対象としています。既存の秩序が大きく揺れている時代です。混沌とした時代には現実主義的な思考でなければ乗り切れない場面が多くあります。そうした感覚を学生の皆さんと共有できればと思っています。

受験生へのメッセージ

「セレンディピティ」という言葉があります。何かを探していて、思いがけず別の何かに遭遇する、別の何かを発見するといった意味です。授業や読書、教師、友人、社会との交流。大学にはセレンディピティの種が多く埋まっています。未知との遭遇をぜひ楽しんでみてください。

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細谷 広美


専門分野:
文化人類学、ラテンアメリカ地域研究
担当科目:
国際文化研究の現在 、国際文化基礎演習 、文化人類学 、エスニック・スタディーズ
 

自己紹介

アンデスの先住民宗教、文化について調査研究をしてきています。研究地が紛争地域となったことから派生して、現在はグローバル化が進展するなかでのシティズンシップと人権の関係や、紛争後の平和構築のプロセスにおける移行期正義とマイノリティの関係について研究しています。ゆるゆると続けてきているのは、負の遺産を含めた世界遺産巡りと美術鑑賞です。

受験生へのメッセージ

私が調査研究で訪れる場所は、紛争を経験したり、貧富の差が顕著で、勉強をしたくてもできない子供たちや若者たちで溢れています。優秀で能力の高い若者たちが機会を奪われていることを残念に思う一方、どんな状況にあっても向上心と希望をもつ姿に感動します。皆さんが大学で学ぶことができるというのは、世界を見渡してみると大きな好運です。他方で、大学に入学することはグローバル化が進展するなかでは終着点ではありません。入学とともに世界の同世代の若者たちとの競争がはじまります。この競争は単純な勝ち負けではありません。自分の可能性をどこまで拡げていくことができるかという競争です。

   
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堀内 正樹


専門分野:
文化人類学、中東地域研究
担当科目:
民族誌、フィールドワーク論
 

自己紹介

19歳で初めてアラブの土地を踏んで以来30余年、中東と北アフリカを歩き回ってきた。知りたいことが次々と出てくる奥深いアラビア文化と心地よい格闘を続けている。現在のテーマは「ネットワーク」と「音文化」。

受験生へのメッセージ

大学で学ぶことはたくさんある。しかし世間から学ぶことはもっとたくさんある。大学の勉強は乗り越えるべきステップと考えて、批判的に取り組んで欲しい。批判されるだけの価値はあると思う。

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松浦 義弘


専門分野:
フランス革命史、フランス近代史、史学史
担当科目:
フランスの歴史と文化、国際文化演習
 

自己紹介

フランス革命における「政治」と「文化」について研究しています。最近は、革命期の民衆がどのような話題について、どう語ったのか、そしてこの民衆が革命政治にどのような影響を与えたのか、といったことに関心をもっています。

受験生へのメッセージ

大学では、いろいろな試行錯誤が可能です。全力で自分の可能性を広げる努力をしてみてください。その試行錯誤の末に、自分の将来の方向性が定まるといいですね。国際文化学科では、授業やゼミ・卒論を通して、あなたの試行錯誤をバックアップします。

 
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