成果報告会の紹介

プロジェクト中間報告会は、当センターの研究プロジェクトが毎年進捗状況と成果を報告するもので、今年度の概要は以下のとおりです。

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開催日時:2010年11月25日 【3号館1階101教室】

Peer-to-Peerオーバーレイ・ネットワークでのピア間の信用可能性の研究

滝沢プロジェクト

Peer to Peer は情報システムのひとつのタイプである。Peerはコンピューターで、互いにどのように信用関係を得ていくか議論している。
ネットワークとはコンピュータが結合されている集合体であるが、コントロールを誰が行なうかは重要な問題で、クラウドコンピュータに代表されるサーバ・クライアントモデルは使う側(クライアント)と使われる側(サーバ)が明確に分かれている。Peer to Peerモデルはコントローラーがいない自立した対等なコンピュータが相互に結合してひとつの仕事をしていくものである。
 Peer to Peerにもいろいろなタイプがあるが、膨大なPCの中でどのように必要なものをもってくるかが重要であり、どのように情報の信用性を見極めるか重要である。これを人間個人のネットワークをモデルとして、個人間のやり取りを抽出してコンピュータプロトコルの手順に反映させる−いかに個人が他の個人を信用できるか、人間社会を考察して−それをもとに情報システムに取り組んでいる。なお、叢書については英語で出版する予定でいる。

日中経済刑法比較研究

金プロジェクト

経済刑法とは、企業の犯罪、経済取引の犯罪、こういった犯罪全てに適用される刑事罰則の総体である。
日本においては、規制緩和により従来の行政による事前予防モデルから事後的制裁のモデルに移行している。そのなかで経済刑法の抑止機能が従来にも増して協調されるようになった。中国においても1990年代以降の市場経済の深化により、経済分野における新たな違法現象に対処するため、度重なる刑法改正が行なわれ、経済刑法への動きが活発になっている。 いずれも転換期にさしかかっている両国の経済刑法を比較法の手法で研究していく。
プロジェクトは日中8名のメンバーで8つのテーマ(経済犯罪に対する制裁手段と手続き、不法収益の剥奪、証券犯罪、環境犯罪、知的財産権の保護、預り金の規制、マネーロンダリングの規制、賄賂罪)について研究会を進め、論文を作成し、それらを集約して叢書を出版する予定である。

2006年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

2007年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

2008年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

2009年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

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