進行中のプロジェクト

プロジェクト中間報告会は、当センターの研究プロジェクトが毎年進捗状況と成果を報告するもので、概要は以下のとおりです。

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開催日時:2006年11月2日【10号館2階大会議室】※報告は森雄一(文学部助教授)

アメリカの表象

下河辺プロジェクト

第一報告者の文学部下河辺教授は、「アメリカの表象」プロジェクトの企てについて、「アメリカがアメリカをどう表象するか」から「世界がアメリカをどう表象するか」に論じる対象が時代とともに変わったとの問題意識を示され、これまでに5回開かれた見解の内容を詳しく紹介された。日本における第一線のアメリカ文学者とアメリカの若手日本文学者の共同議論による新たな「アメリカの表象」研究が立ち上がっている現場に遭遇し、知識をかきたてられた。

言語のダイナミズム

森プロジェクト

第二報告者は、本稿の筆者である文学部の森で、「言語のダイナミズム」プロジェクトの内容について、オーストラリアの高名な言語学者(David Lee教授)と大家・中堅・若手をそろえた日本側のメンバーによる、この一年半あまりの研究活動を紹介した。なかでも、成蹊の大学院生を教育する場としての共同研究プロジェクトの意義をお話できたのは、筆者としても、このような機会を得たことのメリットだったと思う。

国家とメディア

鈴木プロジェクト

続いて、アジア太平洋研究センター所長の文学部鈴木教授が、「国家とメディア」プロジェクトについて報告された。三年目に入ったプロジェクトとして、今までの研究成果をどのような形で公刊するか、出版社との交渉活動の紹介に重点がおかれ、英文の研究所を出版するために生じるさまざまな問題など、今後共同プロジェクトの企画を考えられている参加者にはきわめて有益な報告だったと思う。

ジャズと文学

宮脇プロジェクト

第四報告者の経済学部宮脇教授は、「ジャズと文学」プロジェクトの出版計画と、ジャズ研究の新しい動向とプロジェエクとの関係について報告された。アメリカのジャズミュージシャンが発した「日本人はジャズを理解できない」という発言をめぐって、日本とアメリカのそれぞれの文化的な背景のもとどのように読み解いてゆくかを論じられ、質疑応答でも出席者との間で熱の入った論議が行われた。

差別禁止法

森戸プロジェクト

もう一つの三年目プロジェクトである「差別禁止法」プロジェクトは、リーダーの法科大学院森戸教授が急病のため、法学部飯田助教授が急遽代理をされた。「差別禁止法」が拡大してゆくベクトルを、(1)差別の「理由」の拡大、(2)差別が行われる「局面」の拡大、の二方向ととらえるプロジェクトの主要関心を示された上で、アメリカ法学者、労働法学者と「法と経済学」を専攻なさっている飯田助教授とのコラボレーションの様子が紹介された。研究成果は、一般読者と研究者の双方を意識したものとして公刊する予定であり、差別に特化した法律学の書としては、嚆矢となるものだとのことである。

※本文はCAPS Newsletter No.93に一部修正を加えた上で引用しております。

2005年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。/2007年度の成果報告会はこちら

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