成果報告会の紹介

プロジェクト中間報告会は、当センターの研究プロジェクトが毎年進捗状況と成果を報告するもので、今年度の概要は以下のとおりです。

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開催日時:2009年11月5日 【10号館2階大会議室】

アメリカの暴力研究

権田プロジェクト

このプロジェクトでのアメリカとは合衆国に限定している。この研究は、アメリカの個人・国家の暴力行為を具体的事象や文学作品を通して考えるktぽのよりアメリカという国家自体を考えるという活動を行なっている。また、同時に人はなぜ暴力を振るうのかというひろい視野も含めて行なっていく。現在までの研究会では、個別の文学作品や・事象を扱っているが、それだけではなく、暴力一般についての研究会も開いていく予定でいる。今までの研究会2年で10回の研究会を行なっていくよていで、現在は第5回まで行われている。具体的には、暴力の美化という面からの愛国心の問題、一夫多妻制のモルモン教徒コミュニティへの一夫一婦制からの暴力的介入、『アンクルと小屋』に見る奴隷制をめぐる問題等の研究会を開いている。

ロマン主義の研究

瀬戸・里村プロジェクト

プロジェクトのプログラムは以下のように進めていき、叢書へつなげていく予定である。
1.ロマン主義研究の今日的な意味、なぜ今、ロマン主義研究なのか
2.ロマン主義の源流となったヨーロッパ諸思想の影響とその関係を確認する。
3.大きく影響を与えたドイツ観念論を概観することによりロマン主義の理念を検討していく。
4.ロマン主義がヨーロッパにおいてどのような経緯をたどっていったか、主にドイツ・イギリス中心に確認していく。
5.ヨーロッパのロマン主義が日本にもたらされての影響。とくに日本ロマンはどのような影響を与えたか。また、可能なら今後、中国の芸術至上主義への影響を検討したい。
6・最後にナショナリズムとの関連を見ていく。

社会的不平等の調査研究

小林プロジェクト

アジア太平洋地域の社会的不平等がどのような構造を持っているのか社会調査の手法を持って解明していく。日本は平等社会と考えられているが、むしろ格差が広がっていると考えられるので、実際に調査して考えていく。  調査は、今年9月に行い、今後は分析結果をワークショップで検討していき、最終的には叢書へとつなげていく予定である。よく行なわれている経済収入による格差調査という手法を避け、それ以外のさまざまな不平等を個人のデータをもとに分析検討する。それには2つの分析があり、ひとつはライフコースの不平等で、これは、今までも研究がなされている。もうひとつは、生活の中の不平等で、これについては本プロジェクトの独自性が現れている。

バイオマス研究

小島プロジェクト

10数年前から二酸化炭素増加が問題となってきたが、これについてどんな対策技術があるか検討していくと、太陽電池等のエネルギー面からの対策は多いが、植林による対策という面から解決法を探るという面は、多くの研究者の研究から抜け落ちているうえ、重要性が高い対応策であるという点に着目して研究を開始した。また、化石燃料を使わないエネルギー問題でも、小麦等食糧生産と競合しないところで二酸化炭素を固定できる乾燥地の植林をオーストラリアやインド中国といったところで研究を行なっている。
アジア太平洋研究センター共同研究プロジェクトで行なう意義としては、このプロジェクトを行なうに当たっては、オブリゲーションとして単行本を出版するということがあるので、これを機会に研究報告だけではなく、本として出版するよい機会であると考えている。

2006年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

2007年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

2008年度の成果報告会はこちらからご覧頂けます。

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成蹊大学アジア太平洋研究センター

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