個性を持った自立的な人間の創造

成蹊学園成蹊大学成蹊中学・高等学校成蹊小学校
成蹊学園健康支援センター 成蹊大学保健室
お問い合わせ一覧 サイトマップ 交通アクセス
HOME > 学校感染症について > 結核について
     

結核について

結核予防について

 
結核感染者は昭和30年代以降、急速に減少してきました。しかしこの数年は横ばい状態が続いています。また感染の状況も全国に蔓延していた時代から、都市部 での患者発生や、かつて感染した高齢者の再発症などに集中する時代へと変化しています。

厚労省はこのような変化を受けて、全員に一律に健康診断を行うようなやり方から、個別に集中した施策へと質的な変換を図ることとなり、2005年4月に結核予防法の改正が施行されました。

これにより成蹊大学でも2007年度から胸部レントゲン検査を学生全員に一律に実施することをやめ、感染リスクの高いグループへ集中してスクリーニングを行うことにしました。よって、結核に対する正しい知識を持ち、咳や痰が2週間以上続いた場合には必ず受診するなどの早期発見に努める必要性がこれまで以上に増しています。
 

結核に関する正しい知識を身につけましょう

結核はわが国最大の細菌感染症

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。世界では総人口の約1/3が結核に感染しており、毎年800万人が 発病し、200万人が命を落としています。その多くはアジア地域を始めとする開発途上国で発生しています。日本では毎年約万人以上が 発病し、約2千人以上が亡くなっており、結核はわが国最大の細菌感染症です。 先進国の中では罹患率が高く、適切な対応が求められています。

「感染」「発病」は異なり 、感染しただけでは他の人にうつすことはありません

 結核菌は重症の結核患者が咳やくしゃみをした時に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによってうつります。結核菌を吸い込んでも、 ほとんどの結核菌は鼻腔や気管支の粘膜で効率的に処理され感染しません。「感染」は菌が肺の奥の肺胞にたどりつき、そこで増殖してはじめて成立し ます。結核菌は分裂速度が非常に遅いため、感染が成立するまで約2ヶ月かかります。
 「感染」しただけでは、他の人にうつすことはありません。
また、結核菌に「感染」しても生涯を通して約
割の人は結核を「発病」(症状が現れた状態)しません。これは免疫によって抑えられるためですが、不規則な生活を送ったり、栄養状態が悪いと 発病する可能性があります。

結核だからうつる、は間違いです

「感染」しただけではの人にうつすことはありません発 病した場合でも、他人にうつす状態とうつない状態があります。重症になり、咳やくしゃみ・痰などの中に結核菌が多量に含まれている場合は、他人にうつす恐れがありますが、軽症の場合は殆ど含まれていないため、他人にうつす恐れはありません。症状が見られたら早めに受診し治療を行 えば、他人にうつさない状態で発病を確認することができます。

若年層は注意しよう

若年層は結核菌に出会ったことがない未感染の人が多く、結核菌に対する免疫を持たないため、菌を排出する患者と接することで感染やすい危険があります。そのため全国の罹患率は横ばいであるにも関わらず、若年層が多数いる学校等での集団感染の発生件数は増加しています。20056月に、ある学習塾で一人の発病者から計178人の感染者を出した事例もみられています

学内で、うつす危険のある 発病者がみられた場合、保健所の協力のもと、学内での接触者を対象とした聞き取り調査や健康診断を行い、さらに発病者を出さないように対策をとります。結核菌に感染しても、生涯を通して約7割の人は結核を 発病しません。万が一、感染したら医師より適切な治療や指導を受けましょう。現在は内服薬で治療することができます。症状が現れたらすぐに医療機関を受診し、早期発見・早期治療に努め、更なる感染者を出さないようにしましょう。
 

偏見のない社会づくり
 発病して他人にうつす危険があっても、薬を確実に飲んでいれば、感染性は2週間程度で殆どなくなります発病した人が学校に戻ってきた時は、人にうつすことはありません。周囲の人たちで、暖かく迎えましょう。
 感染症とは、人等から人等に感染していく病気です。発病した人も他の人から感染を受けて発病した感染の連鎖の中の一人です。加害者ではありません。結核についての正しい知識を持ち、偏見を持つことのないようにしましょう。

 
結核の予防・早期発見のために
 ●日頃から十分な睡眠・バランスのよい食事・適度な運動などの、免疫力を低下させない生活を送って 発病を防ぐ
 ●咳や痰が2週間以上続いたら、必ず医療機関を受診して、早期の段階で発見する。
 ●定期的に健康診断を受けて体調をチェックする。
*結核の初期症状は風邪ととてもよく似ているため、医療機関でも胸部レントゲン検査を行わずに、風邪と診断して内服薬を処方する場合が多く見られます。万が一結核であった場合、症状は内服薬の効果で一時的に改善しますが、その後再度出現します。その場合には、医療機関を再受診し、より精密に検査をしてもらいましょう。
*咳や痰が出るときはマスクを装着して、ほかの人への感染を防ぎましょ
(レスピラトリー・エチケット)

 
結核の治療
現在は結核によく効く薬ができ、3〜4種類の薬を6〜12ヶ月間服用すれば治癒できるようになりました。菌を排出しなくなれば、外来で治療が可能です。但し服薬を途中で止めると耐性菌ができ、治療する薬がなくなり、慢性化する可能性があるので、最後まで飲むことがとても重要です。医師の指導をちゃんと守りましょう。

 
結核を発病したことがわかったら
必ず健康支援センター大学保健室に連絡してください。ほかの人にうつす状態であった場合、保健所の協力のもと大学内での接触者を対象とした聞き取り調査や健康診断を行い、さらに発病者を出さないように対策をとる必要があります。

| 成蹊学園の個人情報保護に関する取り組みについて | 当サイトのご利用にあたって |

お問い合わせ先
成蹊学園健康支援センター
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
TEL:0422(37)3518 MAIL:
copyright(C) Seikei University. all rights reserved.