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学部長挨拶

現代の社会において、法や政治はどのような役割を果たしているのでしょうか。直観的な印象でいえば、法律や政治は、私たちの日常生活からかけ離れたところにあるように感じられます。さらに、悪い見方をすれば、法律や政治は、一部の政治家や官僚、特権的な社会階層に属する人たちが、自分たちに都合がよいことを進めるための道具になっているようにすら見えます。

 法律や政治は、本来的には、数多くの人々が所属する社会において、みなが共有する公の問題に共同して対処していくための方策や道具です。そして、現代の社会が多様性や複雑さを増すにつれて、国や社会が対応しなければならない問題の性質も非常に複雑になってきました。何よりも、社会のニーズが多様化・細分化し、場合によっては相互に対立することも多くなってきました。そのために、国や地方公共団体のような公の機関は、社会の新しいニーズを発見し、それに応ずるための政策を展開する能力を高めなければならないのですが、それが必ずしもうまくはいっていません。また、財政的に余裕のない公の機関にとって、相互に対立する社会的利害を調整することは困難になっています。ひと言でいうと、法律や政治は、社会の変化に十分かつ迅速には対応できていないのかもしれません。

 そうした現代の社会で、法や政治を学ぶということは、何よりも、社会の多様化・複雑化という現実に関する理解を深めながら、多様な社会的背景をもつ人々が共に生きていくために、どのような工夫をしていく必要があるのかを考えることにほかなりません。法律や政治というと、どこか、私たちの生活とはかけ離れたところにあるように感じられますが、実際には、私たちの生活の非常に身近なところにある問題を、解決していくための実践的な方策を考えることと不可分の関係にあるのです。

 法学部で学ぶ学生諸君、法学部で学びたいと思っている受験生の皆さんには、私たちが生きている日本社会と世界の現状を総合的に理解し、対応策を探求することが法学部で学ぶことなのだと考えてもらいたいと思います。

 成蹊大学法学部には、法律や政治について多様な観点から深く考えている優れた教員が、皆さんとともに学ぶことを楽しみに待っています。皆さんが積極的にはたらききかければ、豊かな経験と深い知性の中から,皆さんが思いもよらなかったような知識・情報・ヒントを惜しみなく提供してくれるはずです。さらに、成蹊大学が伝統としてきた少人数教育の仕組みの中で、みなさんの問題発見力・調査力・思考力・洞察力・総合的な判断力は着実に育っていくはずです。

 社会の中には不安を引き起こす多様な要素がありますが、成蹊大学法学部で学ぶことを通じて、幅広い思考力と総合的な判断力を身につけていれば、これから起こる変化やそれにともなう不安にも対処できる能力を備えていけるはずです。

 在学生の皆さんには、上記の点をふまえて、成蹊大学法学部で学ぶことを存分に楽しんでもらいたいと思います。そして、大学への進学を検討している受験生の皆さんには、成蹊大学法学部での学びに是非参加してもらいたいと思います。

 


          法学部長
         遠藤 誠治

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