統一テーマ:「3.11を越えて ―これからの社会を展望する―」 |
第1回
5月26日(土) 13:30〜15:30 |
「災害と日本人の国民性―生き方の再構築に向けて―」 |
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鈴木 紘治 氏 (成蹊大学名誉教授) |
戦後、余りに一つの価値、即ち経済的価値のみを日本人は追求し過ぎてきたのかもしれない。
生きるということの全体の中で、いささかバランスを欠いていたのかもしれない。
3.11の大震災と原発事故が、私たちの生き方の見直しを迫っているように思われる。
これから、私たちは個人として、また国民として、どういう生き方を構築していったらよいのだろうか。
そのためには、日本人の国民性と日本的思考様式というものを様々な視点から再検討する必要がある。
進むべき方向として、何が集約されるであろうか。日本人が歴史的に積み上げてきたメリット、
デメリットを客観的に見つめ直すことにより、新しい生き方の方向を探ってみたい。 |
第2回
6月2日(土) 13:30〜15:30 |
「東日本大震災と災害・復興ボランティア活動 ―今後の課題を考える―」 |
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渡戸 一郎 氏 (明星大学人文学部教授、成蹊大学非常勤講師) |
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「ボランティア革命」と言われた阪神淡路大震災から16年目に、東日本大震災が発生した。
この間、ボランティア活動が広がり、ボランティア団体のNPO法人化も進んだことで、
広く市民活動として定着してきた。しかし、今回の大災害は、多様な地域を含む広大な地域にわたる複合災害
(地震、津波、原発事故、風評被害等)であったため、
ボランティア・NPO等による支援活動は多くの新たな対応が迫られた。
一方、震災から1年余を経た今日でも、被災地の復旧・復興にはまだ多くの課題が残されている。
この間の被災地の変化と市民による支援活動の取り組みを踏まえながら、
災害・復興ボランティア活動の課題を考えたい。 |
第3回
6月16日(土) 13:30〜15:30 |
「原子力発電と日本のエネルギーの長期的展望」 |
佐藤 浩之助 氏 (九州大学名誉教授、核融合科学研究所名誉教授、
成蹊小・中・高等学校卒業生) |
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昨年3月11日の東日本大震災と福島原子力発電所の事故は、今後のエネルギーと放射線、
さらに科学技術そのものに関しても極めて大きな問題を投げかけている。
講演では、原子力発電・放射線の基礎的事項を分かりやすく説明すると同時に、日本の今後のエネルギーの予測、
特に核融合プラズマの可能性を含めた長期的将来像につき解説する。
また、日本の科学技術の方向性、工学と理学や科学技術者の有り方についても言及したい。 |
第4回
6月30日(土) 13:30〜15:30 |
「ドイツのエネルギー政策の変遷―再生可能エネルギー中心への転換の道」 |
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宮本 光雄 氏 (成蹊大学法学部特任教授) |
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3.11の東日本大震災における福島第一原発事故は原子力利用に伴う問題性を表面化させ、
世界に様々な将来エネルギー政策論議を引き起こした。
そのなかで、日本でもドイツのエネルギー政策に対する関心が高まった。
ドイツではエネルギー源構成をめぐる長年の論争を経て
3.11を契機に原発を停止して再生可能エネルギー中心へ転換する方針に辿り着いたが、この講座では、
そのような転換を生み出した社会的・政治的・法制的なプロセスと指摘された諸課題を紹介します。
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