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教員メッセージ

少人数教育で具体的な事例でその解決を自らの頭で考えられる法曹を育てます。

教授 山根 祥利
成蹊大学政治経済学部卒業。山根法律総合事務所所長弁護士、成蹊大学法学部客員教授を経て2004年法科大学院教授。
日本弁護士連合会法科大学院センター・刑事訴訟実務研究会座長。

成蹊大学には伝統的に「人間を大事にする」という校風が引き継がれており、教職員が学生一人ひとりと密にコミュニケーションをとりながら教育に取り組んでいます。法科大学院においても個性を重視した教育を実践し、毎年およそ50名の入学者を2つのクラスに分け、必修科目でも最大30名程度という少人数教育を行っています。授業における質問応答や文章でのやり取りに加え、ときには個別面談なども交えながら各学生の理解力や性格、法律家としての資質などを見極め、きめ細かな指導に活かしています。

成蹊大学法科大学院では、教員に実務家が多いのも大きな特徴です。私自身も大学教員であると同時に弁護士としての仕事をしていますが、元検察官や不動産鑑定士の方もいれば、私と同じ弁護士でもM&Aや倒産法の専門家の方などもいらっしゃいます。各分野の実務スペシャリストが具体的な事例を採り上げながら授業を進めていくので、学生の皆さんも実際の紛争を身近に感じながら理解を深めることができるでしょう。このような疑似体験を数多くこなすことによって、自らの頭で考える能力を身に付けて欲しいと思います。

現代社会では、実にさまざまな分野で法律家が求められており、時代の変遷に伴って新しい法解釈も生まれつつあります。このような社会状況において法律家に求められるのは、ベースとなる資質をしっかり持ちながら、自分の頭で考えて対応できる能力。判例を超えて、新しく相応しい解決を見出すことのできる人材が必要とされているのです。そのためには、物事をあるがままに素直な視点から見つめ、本質をつかむことが非常に重要になります。当事者意識を持ちながらも、客観的に事実をとらえられる法曹を育てるのが私たちの役目です。これからも学生一人ひとりとしっかり向き合いながら、皆さんの成長を全力でサポートしていきたいと考えています。


社会人学生を積極的に受け入れ、実践場面で通用する人材を育成しています。

教授 渡邉 知行
名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程退学後、富山大学経済学部助教授、東京経済大学現代法学部助教授などを経て、
2007年より成蹊大学法科大学院教授。

成蹊大学法科大学院では、演習を中心とした少人数教育を展開し、法律の専門知識と実践的な活用能力を培う教育を行っています。特徴的なのは、社会人に広く門戸を開いていること。平日の夜間と土曜日に多くの科目を配置して、働きながら勉強したい学生のニーズに対応しています。渋谷や新宿からのアクセスが便利な吉祥寺キャンパスには法科大学院専用の講義棟があり、24時間利用可能な自習室や資料室も完備しています。また、丸の内にある「成蹊サテライト・オフィス」にも吉祥寺のキャンパスと双方向で回線がつながっているので、平日夜間には本校と同じ環境で講義に参加することができます。さらに、多くの授業がDVDに録画されているので、出席できなかった場合でもフォローが可能。時間的な制約の多い社会人の方でもしっかりと学習できる環境を整えています。

社会人学生のなかには企業の法務部門に勤務されている方や裁判所の職員、司法書士をはじめ、弁理士、税理士、会計士など多彩なバックグラウンドを持った方々も多く、各々の職業領域の視点から議論を展開できるのも大きな魅力といえます。彼らの存在は相互に高め合うだけでなく、社会を経験せずに入学してきた学生にもよい刺激を与えます。 また、成蹊ならではの特徴として、すでに実務に就いている修了生が積極的に学生に協力してくれることが挙げられます。学生たちにとっては、試験勉強の方法や実際の仕事内容などについて直接アドバイスを受けるチャンスとなっています。

弁護士をはじめ実務家の多い教員陣ですが、特別法の専門家も多く、国際法、経済法、知的財産法、環境法、消費者法など幅広い分野において、専門性を高めることのできる展開科目や演習を開講しています。演習が必修ではなく、選択となっているのも大きなポイントで、学生自身の興味に沿って複数の演習に参加することができるカリキュラム構成となっています。判例などの資料を参考にしながら、少人数で濃厚な議論を交わすことによって養われるコミュニケーション能力と論理的思考力は、将来の実務場面において大いに役立つことでしょう。学生の皆さんには、自分なりの目標を持ってしっかり勉強して欲しいと願っています。


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