ボランティア支援センターとは?

所長からのメッセージ

成蹊大学ボランティア支援センター所長 見城武秀

成蹊大学ボランティア支援センター 所長 見城武秀

皆さん、はじめまして。初代所長を務めた渡邉一衛先生の後を引き継ぎ、2015年4月より所長に就任した見城です。どうぞよろしくお願いいたします。

2014年に4月に設立された成蹊大学ボランティア支援センターは、人間にたとえるとやっと一人で歩き出したばかりの子どもです。しかし、その誕生にいたるまでには決して短くない歴史がありました。
そもそもの出発点は、2005年6月に「本学におけるボランティア活動推進体制のあり方検討委員会」が設置されたことでした。

当時すでに、学生・教職員が個別に、あるいはクラブやサークル、ゼミなどを通じておこなうボランティア活動が広がりを見せ始めていました。そうした動きを大学として応援したい、また、ボランティア活動に関心をもっていても最初の一歩を踏み出せないでいる学生を支援したいという関係者の思いが、委員会の設置という形で実を結んだのです。ところがその後紆余曲折があり、実際にセンターが設立されるまで実に9年近い時間を要することになったのでした。
こうした歩みは一見遠回りだったようにも思えます。しかしその間も、本学のボランティア活動は着実に学内や地域に根を張り続けました。特筆すべきは2009年4月に「成蹊大学学生ボランティア本部Uni.」が発足したことです。最初は19名だった部員は現在数百人を数え、学内最大の学生団体としてさまざまな分野・場所で活発なボランティア活動を展開しています。同じ年には学内でノートテイクボランティア活動が始まり、学部や学年、学生や教職員といった枠を超えたつながりを生み出していきました。さらに2011年の東日本大震災後には全国的なボランティア活動の高まりをうけて、本学でも学生・教職員のボランティア活動を支援する体制の重要性があらためて議論されることになりました。このように本センターはその必要性が広く共有され、機が十分に熟すのを待って誕生したとも言えるでしょう。

以上のような経緯とも無関係でない本センターの特徴が2つあります。
1つ目は、その名称が表すようにボランティア活動の「支援」を主な目的としていることです。本センターは、学生や教職員がすでにおこなっているボランティア活動が一層活発になるような環境、新たなボランティア活動をおこないたいと思ったときに実現できるような環境を整えることを中心的役割としています。どんな種が蒔かれても芽を出し、根を張り、花を咲かせて次の種を生むような豊かな土壌を整えることを目指しているのです。
もう1つの特徴は、地域・社会貢献活動のみならず地域交流活動を支援することを目的として明確に掲げていることです。地域交流とは、地域に暮らす方々と大学に所属する者たちとの間に双方向的な関係を生み出すこと。本センターは、地域の方々が大学と協働したいと思ったとき、大学側の窓口としての役割を果たします。そういう意味で、センターは地域に対して常に開かれていますので、ぜひ気軽にお声がけ、お立ち寄りください。
本センターが整える土壌にどんな種を撒き、育てるかは学生や教職員次第です。もちろん地域の方たちがともに種を撒き、育ててくださることも大歓迎です。そうして撒かれた種が多種多様なボランティア活動・地域交流活動として花を咲かせ、実を結ぶよう、本センターのスタッフ一同全力を尽くして参ります。