成蹊学園について

予算2017年度

予算の概要

2017年度予算の概要は、以下のとおりです。

2017年度予算は、2016年度予算と同様に、厳しい収支状況となります。
収入の面では、経常費等補助金が減少するものの、納付金・雑収入(主に退職金財団等交付金収入)が増額するため、全体としては増額となる見込みです。
支出の面では、減価償却額や電気料の減少により経費が減額されるものの、退職者数の増加による人件費支出が増額するため、全体としては増額となる見込みです。

事業活動収支予算は、事業活動ごとの収入および支出、基本金組入後の均衡の状態を明らかにすることにより、学園の経営状況を把握するものです。

教育活動収支差額は、納付金、手数料、寄付金、補助金等の教育活動収入140億82百万円と、教職員の人件費、教育研究・管理経費(減価償却額を含む)等の教育活動支出140億53百万円の差額で29百万円となります。
教育活動外収支差額は、預金・債券等の受取利息・配当金等と借入金利息の差額で2億75百万円となります。
特別収支差額は特別収入(現物寄付、施設整備補助金)と資産処分差額の差額で47百万円となります。

基本金組入額は学校運営のために基本的に必要とする建物、機器備品、図書等の取得額(第1号)で、その額は2億25百万円となります。

教育活動収支差額、教育外収支差額、特別収支差額の合計から、予備費、基本金組入額を控除した額▲1億74百万円が2017年度の当年度収支差額となる見込みです。

資金収支予算書は、教育研究など学園全体の諸活動に伴う資金の動きが全て網羅されており、予算総額は258億71百万円です。収入の部のその他の収入は、退職金の支払資金及び施設の建設や改修の支払資金等に充当するため、過年度に積上げていた資金の取崩し額です。一方、支出の部の資産運用支出は、施設拡充引当特定資産や退職給与引当特定資産など計画に基づく資金の積上げです。