成蹊学園キャンパス内全面禁煙への移行について
学園長 江川 雅子
学校法人 成蹊学園では、在校生及び教職員をはじめ、来校者の方も含めた全ての方々の疾病予防、健康の維持・増進、さらには快適な学習・職場環境づくりをめざし、2024年3月末日より、設置校全てのキャンパス並びに関連施設において、全面禁煙化を実施致します。
これに伴いまして、現在大学新11号館建設現場脇に設けております、仮設喫煙所は廃止となります。
喫煙は喫煙者のみならず、周囲の人に対しても深刻な健康被害を与えることが明らかであり、2003年5月より施行された健康増進法による受動喫煙防止に向けた具体的措置を講じることが義務付けられました。更に2011年2月より文部科学省及び厚生労働省からは公共性のある施設での「原則禁煙化」との通達も出され、教育機関に対する早急なる改善・整備課題として社会的に強く求められています。
また、世界の多くの国で受動喫煙防止関連法が制定され、学校を含めた公共施設等では屋内外を問わず禁煙とすることはグローバル・スタンダード(世界標準)になりつつあります。特に大学キャンパスは、未成年の学生を含めて多くの人々が集まるきわめて公共性の高い施設です。
キャンパスの全面禁煙により、大学生の皆様を入学後も喫煙習慣を身につけさせずに育成し実社会に送り出したいと願っています。
2024年3月までの間を周知・移行準備期間として、受動喫煙防止に関する啓発、禁煙支援、並びに環境整備等を順次進めてまいりますので、ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。