1924年3月末、成蹊学園は、池袋から吉祥寺へ校地を移転しました。
当時の吉祥寺は畑や雑木林が広がり、のちに校歌にうたわれるように「土の育む武蔵原野の林」だったといいます。

学園の創立者・中村春二は、この広大な新しい土地で成蹊教育がより一層発展していくことを誰よりも願っていましたが、吉祥寺への移転を見届けることなく、この世を去りました。それから100年、大きく揺れ動いた時代を通じて、成蹊学園は吉祥寺の街の発展とともに、成長を重ねてきました。

これまでの歴史を胸に、これからも吉祥寺とともに歩んでいきます。

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吉祥寺×成蹊学園

成蹊学園の吉祥寺とのかかわり

創立者の中村春二は、吉祥寺の新しい校地で、成蹊学園が地域の社会教育に貢献することを強く望んでいました。成蹊学園はその想いを継承し続け、現在もなお、各学校で地域と連携した授業や探究活動、教育研究活動を活発に行っています。この街を舞台とした学びやイベントなど、連携の一部を紹介します。

成蹊学園史料館にて吉祥寺移転100周年の
特別企画展を開催中

吉祥寺移転から100年間続く成蹊の緑を次の世代へ遺す
「成蹊けやき募金」を実施中