オンライン授業の取り組み

オンライン授業経営学部の取り組み

「もれ伝わり」を大切に

総合経営学科 河路武志教授

研究テーマ:
CSRマネジメントコントロール、情報システムの投資評価
担当する授業:
ビジネスゲーム

オンライン授業を実施してみて、改めて気付かされたことがあります。それは、授業において、情報の「もれ伝わり」が実はとても大きな役割を果たしているということです。

担当する「ビジネスゲーム」の授業では、パソコンの表計算ソフトで実習しながら経営意思決定について学んでいきます。例えば教室での対面授業なら、近くに座る学生同士で、「先生が今言ったことって、こういう理解でいいんだよね?」とか「この操作は、こういう意図ってこと?」というように、教員の講義内容や実習のパソコン操作について学生同士で自然と色々な情報を交換しながら、授業を受けられますよね。しかしそれがオンライン授業になり、学生たちが個々に画面越しに参加していると、そういった学生同士の情報の伝え合い、すなわち「もれ伝わり」がどうしても起きにくくなってしまうんです。
この問題を解決するため、オンライン授業では、講義内容を確認する機会をきめ細かく設けたり、実習の動画を作成したりするなどして補足資料の充実を図っています。

オンライン授業中の画面

また、授業では、ハンバーガーの価格決定をゲーム化したビジネスゲームにグループで取り組むのですが、ここでも同様に、情報のもれ伝わりが課題です。Zoomの「ブレイクアウトルーム」機能を使って、同じグループ内では活発に意見交換ができるのですが、それが異なるグループ間はまったく遮断されてしまいます。他のグループの雰囲気が伝わってこないんです。また、教員から各グループへの情報伝達も同様に課題です。そこがうまくいかないと、ゲーム進行の誤解が多発し、ゲームが混乱してしまいます。Zoomとは別のシステム(例えばYouTubeなど)を並行して使ってゲーム全体の雰囲気を伝えたり、ゲーム進行の説明をしたりするなど、試行錯誤して工夫しながら丁寧な授業運営を心がけています。

グループでビジネスゲームを実施

学生の声

Teamsでプレゼン資料を事前投稿。
発表前の情報共有や発表後のフォローアップがとても効率的です。

経済学部 経済経営学科(※2019年度以前入学) 3年 ゼミ生

プレゼン前にTeamsのチャットで資料を投稿して、発表後には他の学生が感想やコメントを送ります。発表を聞く側は発表前後にも資料を繰り返し見ることができますし、発表する側はみんなのコメントを即時に確認でき、今後に活かすことができます。

コロナ禍では、友人との積極的なコミュニケーションを心がけています。キャンパスに行かないと、休み時間に友人と話す機会が少なくなります。「あの課題やった?」「就活どう?」といった何気ない会話も実は大切で、忘れていた小テストを思い出したり、就活に関する情報を知ることがあったりします。普段なら連絡しないようなことでもお互いに意識的に連絡するようにして、情報交換をしています。

  • ※経済学部 経済経営学科は、2020年度より新しい経済学部(経済数理学科・現代経済学科)と経営学部(総合経済学科)に改組しました。