お知らせ

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合同ゼミを開催しました


2018年12月13日(木)、本学14号館小会議室にて、地域共生社会研究所に関わる教員と学生が集い、学部横断の合同ゼミを開催しました。文学部と理工学部の学生が研究発表を行い、質疑応答とともに活発な議論が行われました。異分野間の理解・協働の重要性を学生と教員が共有するよい機会となりました。

20181213 合同ゼミの様子vv①.jpg

発表①「視覚障がい者の駅プラットホームからの転落事例データベースに関する研究 -スマートフォン版閲覧システムにおける操作性の評価-」
篠田涼太(しのだ りょうた)学部4年、
森田 闘志也(もりた としや)学部4年20181213 篠田涼太&森田闘志也(大倉ゼミ)vv.jpg
PCによる検索・閲覧を意図した「視覚障がい者の駅プラットホームからの転落事例データベース」がすでに公開されているが、最近のスマホの急激な普及に伴い、それへの対応が求められるようになってきた。この研究では、スマホによる閲覧システムの試作版を対象に、操作性の評価を行った。スクリーンリーダーを利用する視覚障がい者にも実験に参加してもらった。テキスト入力、ラジオボタンによる項目選択、
ブルダウンメニューにおける選択肢などに配慮が必要なことが
わかった。

発表②「自転車の支援システムの開発」
野間口 敦(のまぐち あつし)学部4年20181213 野間口敦(竹本ゼミ)①vvv.jpg
自動運転システムなど自動車運転の安全性・利便性を高めるシステムの開発の進展に対して、自転車運転者に対する安全システムは十分とは言えない。
本研究では、自転車事故の多い無信号交差点の出会い頭事故場面を想定した支援システムを設計する。実際に製作した自転車シミュレータの仕様と、自転車支援システムの概要について報告した。

発表③「女子校の社会学」
松本 佳恋 (まつもと かれん)学部4年20181213 松本佳恋(渡邉ゼミ)①ppp.jpg
男女共学化が進む現在において、なぜ女子校は男子校に比べて残り続けているのかという問いについてインタビュー調査をおこなった。その結果、女子校は、英語教育や理系教育、キャリア教育など生徒の将来の選択肢を広げるような教育プログラムを取り入れていたが、男子校では新たに打ち出す目新しいキャリア教育プログラムを打ち出せておらず、共学との差別化ができていなかった。女子校は、社会が求める女性像の変化に気付き、「目に見える」「具体的な」新たな教育を提示することで、保護者の支持を得て存続して
いる可能性が示唆された。

発表④「外国人と医療」
倉品 知沙(くらしな ちさ)学部3年20181213 倉品知沙(澁谷ゼミ)②vvv.jpg
日本を訪れる外国人が増えている中、外国人患者の受け入れ態勢を整えた医療機関の整備が進んでいる。しかし、その一方で、医療保険の不当利用や医療費未払いなど、訪日外国人増加に伴う問題も指摘されている。今回の発表では、外国人による国民健康保険の不当利用に焦点を当て、本来は医療目的で日本に来る外国人が留学や会社経営といった目的の違うビザで来日して日本の国民健康保険に加入し、日本滞在期間
のみ最低限の保険料を支払う形で先進医療を安価に受けてい
る実態があること、そうした事例に対して厚生労働省と法務
省が連携して対策を始めていることを取り上げた。

発表⑤「深層学習を用いた感情認識を有する傾聴エージェント」
石坂 優(いしざか ゆう)学部4年
20181213 石坂優(中野ゼミ)③vv.jpg高齢者の話し相手となることを目指した傾聴エージェントの研究では、発話中の使用者の感情を認識し、それに応じた応答をすることが重要である。さもなければ、使用者とエージェントの間に信頼関係を築けず、話の聞き役となることはできない。この問題を改善するために、本研究では、画像、音声、言語情報を含めたマルチモーダルな情報から、感情を推定する深層学習モデルの作成に取り組んでいる。マルチモーダルな情報をも用いることにより、モデル性能の向上とロバ
ストな認識が期待できる。


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