芸術文化行政コース
2020年4月 開設
武蔵野地域と手を携えてグローバル化・多様化する社会に向けた、文学部・学科横断型の新しいコースがはじまります。
文学部の学生はどの学科でも履修できます
- 文学部
- 英語英米文学科/日本文学科/国際文化学科/現代社会学科
- 日本語教員養成コース
-
芸術文化行政コース
官民における芸術文化振興の担い手を育成することを目的として開設されたコースです。
行政やNPOによる芸術文化振興の実務を学ぶとともに、芸術文化を通じてさまざまな人たちが共生できる社会を考えていきます。
内容
COURSE
なにを学ぶの?
- 武蔵野市内の文化施設や事業団・市民団体などと連携し、芸術文化活動の実践と芸術文化行政の実務への理解を深めます。
- 芸術文化活動を通じて、子ども・若者・高齢者、障害者や外国人住民など、さまざまな人が共生できる社会を考えます。
どんな人が履修するの?
- アートが好きで、将来アートを発信する仕事に就きたい。
- 芸術文化が社会とどんな関わりを持っているのかを知りたい。
- 芸術文化活動を通じて社会に生きるさまざまな人とつながりたい。
CHECK
- 本コースは文学部の学生であれば、学科を問わず履修することができます。
- 履修に必要な科目の多くが各学科のカリキュラムに含まれているため、無理なく履修できます。
- 所定の単位を修得し養成コースを修了すると、卒業時に「芸術文化行政コース修了証」が授与されます。(要申請)
授業
PICK UP
美術やサブカル、それとも演劇やダンス?
芸術文化と社会に関する興味を追求しよう!
- 科目名
- 文化政策学
芸術文化活動を通じて市民生活やまちの活性化に取り組む自治体が増えています。その背景には何があるのでしょう?具体的な取り組みを見ながら、日本の文化行政の現状と課題を理解するとともに、文化行政に関わる基本的知識を身につけます。
- 科目名
- アート・ジャーナリズム
アート・ジャーナリズムとは、アートに関連する出来事や人物について取材し、雑誌や新聞で報道したり論評したりする活動を指します。広報的役割を果たす一方、批評者としての役割も果たすアート・ジャーナリズムがもつ社会的意義を考えます。
芸術文化に関わる企画の立案・運営を実地で学ぶ「制作実習」(2022年度入学生以降は「制作演習」)

武蔵野市内の文化施設やNPO法人などと連携し、演劇祭や美術展、音楽祭や写真展などの企画を実現する実習です。連携する施設や組織は、吉祥寺シアターや吉祥寺美術館、武蔵野ふるさと歴史館など。芸術文化活動が盛んな武蔵野市にある成蹊大学ならではの実践的な学びです。
POINT
- 10~15名のグループに分かれ、学生自らが立てた企画を約1年間かけて実現。
- 芸術文化活動を通じて武蔵野市・人々・アートをつなぎ、地域の活性化を図る。
- 文化政策やアーツマネジメントに精通した教員が企画の実現を具体的にサポート。
"芸術文化の魅力あふれる吉祥寺のまちで一緒に学びましょう!"
槇原 彩 先生
- 担当科目
- 文化政策学、制作実習(2022年度入学生以降は「制作演習」)など
東京藝術大学大学院音楽研究科音楽専攻音楽文化学研究領域 芸術環境創造修了。博士(学術)。専門は音楽文化学や芸術環境、文化政策、アートマネジメント。研究と現場を往還しながら、社会と芸術をつなぐ役割となるべく試行錯誤の日々。
制作演習レポート
「制作演習」の最終的な目標は、学生自らが演劇祭や美術展、音楽祭や写真展などを企画立案から実現まで行うことです。今回は「障害とアート」というテーマで演習が進行した事例をご紹介します。学生は文化行政についての知識習得、問題状況の確認、イベントの企画・立案、制作・運営、イベントの実施、振り返りと評価を約一年かけて達成しました。
-
1
制作演習A・B
地域の文化行政に関する基礎知識の修得、および当該年度に扱うテーマの問題状況確認
詳細
-
-
2
制作演習C・D
イベントの企画・立案、および制作・運営
詳細
-
-
3
制作演習C・D
イベントの実施、および振り返りと評価
詳細
-
その他の授業科目
CLASS
- 文化政策学
- アート・アドミストレーション
- 地方自治体の文化行政
- 文化政策と法
- アート・ジャーナリズム
- 舞踊論
- 写真論
- 日本美術史
- 日本演劇史
- 上演芸術論
- 芸術文化行政特講
- サブカルチャー論
- メディアとアート
- 共生社会トピックス(アートと社会)
2020年4月 開設
武蔵野地域と手を携えてグローバル化・多様化する社会に向けた、文学部・学科横断型の新しいコースがはじまります。
文学部の学生はどの学科でも履修できます
- 文学部
- 英語英米文学科/日本文学科/国際文化学科/現代社会学科
- 日本語教員養成コース
-
芸術文化行政コース
武蔵野地域から新コース設立によせて
外国人生活者が安心して暮らせる街づくりのために
武蔵野市国際交流協会元理事長 川口 博久
当協会では1990年から、来日後間もない外国人生活者の居場所づくり、生活支援の一環として日本語学習サポートを行っています。今後ますます増加していくであろう多様性を持つ外国人生活者が、安心して地域で暮らすために、日本語教育の専門家の養成が急務となっています。外国人生活者の立場に寄り添うことのできる視点をもった実践力のある日本語教員が貴校から生まれることに、大いに期待を寄せております。
学生の力で武蔵野地域の芸術文化活動に新風を
当法人は造形教室や書道教室など、知的障害者向けの文化活動を展開しています。
ペピータ(スペイン語で「種」)という団体名には、「人は誰でも限りない可能性を秘めている」という思いが込められています。武蔵野市は私も関わる「武蔵野アール・ブリュット」など、市民協働型の文化事業が盛んです。芸術文化活動と市民生活やまちづくりとをつなぐ芸術文化行政コースが、武蔵野地域の新風となることを期待しております。
ペピータ事務局長 酒井 陽子
2コースの新設を記念して、文学部スペシャル・レクチャーズを開催します
オープンキャンパスにもぜひお越しください
2020年4月 開設
武蔵野地域と手を携えてグローバル化・多様化する社会に向けた、文学部・学科横断型の新しいコースがはじまります。
文学部の学生はどの学科でも履修できます
- 文学部
- 英語英米文学科/日本文学科/国際文化学科/現代社会学科
- 日本語教員養成コース
-
芸術文化行政コース