重要なお知らせ

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[学長メッセージ] 2021年度後期授業開始にあたって

2021年09月15日

重要なお知らせ

[学長メッセージ]学生のみなさんへ
後期授業開始にあたって

学生のみなさん、どのような夏休みを過ごされましたでしょうか。いよいよもうすぐ後期の授業が始まります。

感染状況が急激に鎮静化しているとはいえまだまだ高い水準が続いており、医療の受入れ態勢も予断を許さない状況にあります。またワクチン接種が進んでいますが、ワクチンも完全ではありません。感染を防いだり重症化を防いだりする一定の効果が認められてはいますが、ワクチンを接種しても感染したり重症化したりする人も少なからず生じています。このような「現在のリスク」と「対面授業のメリット」の両方を考えながら後期授業のあり方を考えていかなければなりません。感染症のリスクに対する評価は、家族構成や基礎疾患の有無など人それぞれであり、「正解の施策」というものはありません。「対面授業やめてくれ」、「対面授業をもっとやれ」というどちらの意見も半分ずつくらい寄せられてきます。それでも8000人の学生に教育サービスを提供する教育機関として、なるべく大勢の学生の皆さんが納得できるような解を探し続けていくべきであると考えています。

まず後期の開始にあたっては、実験実習などの体験することに本質的な意義がある科目やゼミナール、プロジェクト型授業などの人とのつながりの中で効果が促進される科目などは対面実施を原則として実施したいと思います。また、成蹊大学に入学してほとんどキャンパスに足を踏み入れる機会がなく友人をつくることもできないと落胆している1、2年生のみなさんに、大学に来る機会を少しでも提供するために必修の英語科目などを対面で実施することにしたいと思います。ただし、上に述べましたように感染リスクの評価は人それぞれであり、感染に対する不安や恐怖も人によって大きく異なります。そのため、個々の事情に応じて教育的な配慮ができるような方策を考えています。不安のある人は学生サポートセンターに相談してください。ハイブリッド授業に関しては、本年前期中にかなり増強しましたが、まだまだ完全なものではありません。これからもハイブリッド型授業のためのインフラ整備を懸命に続けていきます。これはウィズコロナを実現するためのすべての教育機関に課せられた責務であると思います。

今後さらに感染状況が落ち着き、ワクチン接種が順調に進んでいくようであれば、10月中旬を目途にさらにもう一段、1、2年生の授業を中心に対面授業を増やしていく予定でいます。入学以来ほとんど大学に来る機会のない学生のみなさんに何とかしてキャンパスライフを体験させてあげたいという思いでいっぱいです。しかしながら、対面授業に関しては、換気、パーティション設置、消毒などの感染防止対策を講じてはいるものの、どうしても学食やトラスコンやロビーなどに人が密集して会話が発生します。したがって対面授業に移行する授業の数も一日当たりの登校学生数を予想しながら制限せざるを得ないものと思います。詳細については9月末ごろにお知らせします。

なかなか終わりの見えない暗闇の中を手探りで進んでいくような感覚をおぼえていますが、それでも前に向かって一歩ずつ、ハイブリッド授業設備の整備やオンデマンド授業の内容の改善強化など、着実に進めていきます。みなさんもぜひ前を向いて、一緒に前に向かって歩きましょう。

2021年9月15日 
成蹊大学長  北川 浩

*2021年度後期授業実施の方針はこちら
*最新の「対面授業実施等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 第6版」はこちら