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成蹊高校の「スクール・ダイバーシティ」が大学の授業でトークライブを実施

2018年07月23日

教育・研究

成蹊高校では「スクール・ダイバーシティ」という活動を行っています。この活動は、社会科の久保田善丈教諭が「マイノリティ性、多様性を認め合うことを大事にする活動をしたい」と呼びかけ、2013年12月に発足。在校生、卒業生、教員有志のグループで、その活動は校内に留まらず広がっています。

7月16日、大学の「人権とジェンダー」(担当:文学部国際文化学科 竹内敬子教授)において、久保田教諭と活動に参加している生徒たちによるトークライブが行われ、コンセプトの説明およびこれまでの校内における働きかけや活動の紹介がありました。

スクール・ダイバーシティのコンセプトは「マイノリティ性-多様性-可能性」。マイノリティは「マジョリティとは異なる体験や視点を持っている」からこそ、社会に新しい視点を持ち込むことが出来るのです。

学校という組織はともすれば生徒を画一的に扱いがちな傾向があります。スクール・ダイバーシティの皆さんは、いかなるマイノリティ性も排除せず互いを尊重し、安心して自分らしい学校生活を送れることを求め、「多様性と平等についての宣言」を生徒手帳に掲載することを一つの目標としています。

「人権とジェンダー」では、人権という視点を重視して現代社会におけるジェンダーをめぐる様々な問題について学んでおり、「ジェンダー」や「性の多様性」を越えて、すべての人が生き生きと生きられる社会について考えています。

成蹊高校のスクール・ダイバーシティは、自分がいる「場」を、非排他的な場所にすべく、高校全クラスを2人1組で回って、ダイバーシティの大切さを訴えたり、中学のサッカー部、ラグビー部で「ホモネタは傷つく人がいる」という講習をしたり、と、身近な実践を日々、粘り強く行っています。社会を変えるためには、まずは「建前」を変えることが大切、と話していました。

大学生たちはアンケートに「とてもレベルが高い内容で驚いた」「色々考えさせられた」「オタクやぼっちなど、ダイバーシティを広く捉え、リアリティがあった」「自分も何か出来ないか考えてみたい」などの感想がありました。

大学生が高校生から学ぶというのは、大変貴重な機会です。受講生はスクール・ダイバーシティのトークショーを熱心に聞き入っていました。これは小学生から大学院生までがワンキャンパスに集う本学の環境だからこその交流です。生徒と学生が学校間の垣根を越え、多様な価値観を持つ人々と触れ合い、学び合う有意義な時間となりました。

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