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日韓シンポジウム「アジアから見たフランス革命:日本と韓国におけるフランス革命研究の現状」を開催

2019年09月10日

お知らせ

8月28日(水)~8月30日(金)に日韓フランス革命研究会・日仏歴史学会・成蹊大学アジア太平洋研究センター共催で「アジアから見たフランス革命:日本と韓国におけるフランス革命研究の現状」をテーマとした国際シンポジウムを3日間にわたり開催しました。
日韓双方から、総括報告者各1名(1日目)、個別報告者各4名(2日目・3日目)、そして西欧の第一線のフランス革命史家2名をシンポジウムのコメンテーターとして迎えました。各発表は、英語ないしフランス語の発表原稿をあらかじめ配布したうえで母国語でなされましたが、これらの発表および質疑応答には日韓双方の通訳がつけられました。8月31日には参加者で専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫見学をし、すべてのプログラムが終了しました。
企画責任者の松浦成蹊大学特別任用教授からは「日韓関係が芳しくない現在のようなときだからこそ、日韓の革命研究者によるはじめての学術交流をとおして友好的な相互理解が実現されたことは、たいへん意義深いことだったと思います。日韓の若手研究者による報告がいずれも国際的に通用するレベルであったことにも驚きました。韓国側から提案された3年後のソウルでの日韓シンポジウムが今から楽しみでなりません。」との報告がありました。シンポジウム概要は下記の通りです。

2019年度 日韓フランス革命研究会・日仏歴史学会・成蹊大学アジア太平洋研究センター共催 国際シンポジウム
「アジアから見たフランス革命:日本と韓国におけるフランス革命研究の現状」

開催日:2019年8月28日(水)・29日(木)・30日(金)
時間:8月28日(水)14:00~18:10/29日(木)・30日(金)10:00~18:30
会場:成蹊大学6号館6階601会議室B/C
参加者:90名
企画責任者:松浦義弘(成蹊大学特別任用教授)

プログラム:
◆8月28日
松浦義弘報告「戦後日本におけるフランス革命史研究」
CHOI Kab Soo (ソウル大学教授) 報告「近代への不可逆的な移行史の背後の推進力-韓国での展望」
討論
◆8月29日
第1発表 山下雄大(東京大学大学院生)
「自然的社交性から政府批判へ-ビヨ=ヴァレンヌとサン=ジュスト」
第2発表 Minchul Kim(梨花女子大学講師)
「代表政府の民主化?-アントワーヌ・フランセ=ド=ナントの総裁政府期の政治思想」
第3発表 竹中幸史(山口大学教授)
「空間の革命-共和暦2年ルアンにおける街路、祭典、自由の木」
第4発表 Yun Kyoung Kwon (公州大学助教授)
「2月革命後の小アンティル諸島における普通選挙-1848年~1851年におけるアフリカ系アメリカ人投票者と反革命」
コメント・総合討論
◆8月30日
第5発表 Jungki Min(ソウル大学大学院生)
「ジュリアン・レモンと植民地の啓蒙」
第6発表 楠田悠貴(東京大学大学院生)
「ルイ16世裁判再考-判例としてのチャールズ1世裁判をめぐる議論」
第7発表 Daebo Kim(ソウル市立大学非常勤講師)
「法の適用と地域的文脈との妥協の間-1790年~1791年のオート=ガロンヌ県における土木行政の最初の革命的組織」
第8発表 藤原翔太(福岡女子大学専任講師)
「1806年-革命の終了、もしくはナポレオンの統治システムの転換」
コメント・総合討論
◇8月31日 専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫見学

司会者:
  8月28日 山崎耕一(元一橋大学教授)
  8月29日 平正人(文教大学准教授)・小井高志(立教大学名誉教授)
  8月30日 Baik Inho(西江大学教授) ・松浦義弘 
コメンテーター:Pierre Serna(パリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学教授)、Alan Forrest(ヨーク大学名誉教授)

若手研究者発表の様子

コメンテーターとして西欧の第一線のフランス革命史家も来日し、全プログラムに参加

シンポジウム後の集合写真

シンポジウムポスター