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成蹊国際コース科目「Global Peace Studies」でインドの研究者を招いてゲスト講義を開催しました

2020年01月22日

教育・研究

1月21日、成蹊国際コースの科目「Global Peace Studies」で、インドの防衛研究分析研究所(Institute for Defence Studies and Analysis)からジャガナート・パンダ研究員(Dr Jagannath Panda)を招いてゲスト講義を開催しました。

講演のテーマは「インド、およびインド太平洋における平和のための協力(India and "Partnership for Peace" in Indo Pacific)」でした。パンダ研究員は、インドをとりまく安全保障環境を説明するとともに、インド太平洋地域と世界の平和に向けた協力の可能性について議論を進めました。

同氏によれば、中国による一方的な現状変更の試みはインド太平洋地域の平和と安定を脅かすものであり、こうした状況に対してインドや日本など意思を共有する国々が共に対処しようとしているとのことです。自由や民主主義、航行の自由、法の支配といった普遍的な価値観を共有するインドは、インド太平洋協力を通じて世界と地域の平和に貢献しているとの説明もありました。

パンダ氏はまた、中国による「一帯一路」計画の問題点も指摘しつつ、インドが環インド洋地域で進める「サガール(SAGAR)」構想や経済協力のプロジェクトを紹介しました。講演後の質疑応答でも活発に意見が交わされました。

今回のゲスト講義は、インドの外交・安全保障政策を理解するとともに、インド太平洋地域における平和の課題を考察する有意義な機会となりました。
    


文責:墓田 桂(文学部教授)