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経済学部 井上智夫教授の研究論文が学術誌『Empirical Economics』に掲載

2021年05月25日

教育・研究

経済学部経済数理学科 井上智夫教授(研究分野:応用計量経済学)の研究論文「How does unconventional monetary policy affect the global financial markets?(オーストラリア国立大学沖本竜義准教授との共著)」が、学術誌『Empirical Economics』(電子版)に掲載されました。

日本銀行は1999年2月のゼロ金利政策から、また米国連邦準備制度は2008年の世界金融危機以降から非伝統的金融緩和政策を実施してきましたが、その政策効果や経済への影響については統一的な見解は得られているとは言えません。この研究論文は、日米の中央銀行の金融政策がそれぞれの国内および海外の金融市場、具体的には世界11ヵ国の株式・債券・為替市場に及ぼした影響を、海外へまたは海外からのフィードバック効果や相互の関係がレジームによって変化する可能性を考慮できる時系列分析の手法で解析し、政策の影響の異質性(時期や市場によって異なること)や、日銀と連邦準備制度とでは同規模の政策変更であっても国際金融市場に及ぼす影響の規模がかなり異なることを定量的に示しています。

論文はこちらからご覧いただけます:(外部リンク ※英語サイト)

ディスカッションペーパー版はこちらからご覧いただけます:(外部リンク ※日本語概要付き)