文学部開講科目「メディア・リテラシー演習」では後期、NPO法人むさしのみたか市民テレビ局のご協力の下にテレビ番組の制作をおこないました。新型コロナウイルス感染症の影響による制限もあるなか、4つのチームに分かれた履修生が番組を完成させました。
その番組発表会を以下の通りおこないます。学外の方、学内の方とも、どうぞお気軽にご参加ください。
日時：2022年1月14日（金）13:30～15:00
場所：3号館101教室
内容：「新型コロナウイルス感染症と社会」をテーマに、4つのグループが番組を制作しました。
『コロナ禍の経営難を乗り越えた「ママズダイナー」』
新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食業界は大きな打撃を受けました。成蹊大学前にある創業40年のお弁当屋「ママズダイナー」も一度は閉店を余儀なくされましたが、クラウドファンディングに成功し再オープンを果たしました。閉店から再オープンに至るまでの過程における経営者や支援した学生の心情に迫り、コロナ禍に生まれた支援の輪を視聴者のみなさんに届けたいと思います。
『「失ってばかりではいられない！！ ～"かわいそう"な大学生がコロナ禍で得たもの～」』
「大学生はかわいそう」 これはコロナ禍の大学生へ、世間が持っているイメージだと思います。この番組を制作したのは大学２年生。新型コロナ大流行の煽りを大いに受けた世代です。失ったものが多いのは確かですが、何かを得ようと行動する大学生も多くいました。この番組ではそのような、恐れずに一歩踏み出した大学生のリアルな声を紹介したいと思います。
『どうして友だちがいるの？ 〜気になるあの子に聞いてみた〜』
新型コロナウイルスの流行に伴い、授業もリモート、部活も停止。しかし今大学構内を見渡すと友人と楽しそうに過ごしている様子も見受けられます。人との触れ合いが減ったにもかかわらず、あの子にはなぜ友だちがいるのだろう？大学生の純粋な疑問に迫ってみたいと思います。
『欅祭を取り戻せ！～奮闘する成蹊生～』
私たち大学生は、新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが例年通りに行えず、悔しい思いをしてきました。そのひとつが学園祭である「欅祭」です。今年度は対策をとりながら何とか開催することができました。来年度に繋げるため、力を合わせて欅祭成功を目指して奮闘する学生たち。その姿を届けることで、人々の頑張るきっかけとなってほしいと願いながら制作しました。
メディア・リテラシー演習の授業記録はこちら：（外部サイト）