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ジェンダーとメディア・
子ども若者文化とメディア
- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 今田 絵里香
- Erika Imada
- 学びのキーワード
-
- ジェンダー
- 子ども
- メディア
研究の内容
このゼミでは、ジェンダー、子ども・若者文化について、メディアとのかかわりから、また歴史の視点から考えます。わたしたちの社会のジェンダーに関する規範、子どもに関する規範は、近代社会において生み出されたものだといわれています。たとえば、「夫は仕事、妻は家事・育児・介護を担わなければならない」という性別役割分業、「恋愛によって結婚するべきである」という恋愛結婚に関する規範、「母親は父親以上に子どもをかわいがらなければならない」という母性愛に関する規範、「女性は男女の恋愛に関心がある」という異性愛を当然視する規範など。そしてこのような規範を人びとに広めたのが、新聞、雑誌などのメディアであるとされています。わたしたちの社会のジェンダー、子ども・若者文化とメディアのかかわりを考えることは、わたしたちの思考、および行動に影響を与えているジェンダー、子ども・若者文化に関する規範について考えることにつながります。このゼミではこのようなジェンダー、子ども・若者文化に関する規範が、いつ、どのように生まれたのか、そしてそれにメディアがどのようにかかわってきたのかを解き明かしていくことをめざします。

研究の進め方
前期は、論文の書き方など、アカデミックスキルについて学びます。さらに、基本的な文献を読み、担当者が書評レジュメを作成、報告します。そしてそれに基づき全員が議論します。また、担当者が自分の研究についてレジュメを作成、報告します。そして全員がそれに基づき議論します。後期は、社会調査の仕方など、リサーチスキルについて学びます。さらに、前期と同じように、文献を読んで報告をおこない、研究報告をおこない、全員で議論します。
未来のゼミ生へ
このゼミで身につく力は「論文を書く力」「論文を読む力」「調査する力」「分析する力」です。論文は「型」があります。「型」を踏まえて書くと美しく書くことができます。その「型」を身につけていきます。この「型」は企業におけるプレゼン、報告書にも利用可能です。また、この「型」を身につけることができたなら、論文の全体を素早く把握することができるので、たくさんの論文を早く読むことができます。さらに、インタビュー調査、参与観察、メディアの内容分析、作品分析などの社会調査の方法を学び、実践していきます。このような力を卒業論文をとおして、また、ゼミの皆さんと議論をすることをとおして、獲得していきます。
ゼミ・研究室の魅力
- フィールドワークができる
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 論理的な思考力が鍛えられる
卒業論文のテーマ
- マンガにおけるジェンダーに関する表現
- マンガにおけるLGBTQ+に関する表現
- 雑誌におけるジェンダーに関する表現
- 雑誌におけるLGBTQ+に関する表現
- 新聞報道におけるジェンダーによる違い
- アイドルにおけるジェンダーによる違い
- アイドルファンにおけるジェンダーによる
違い - 女性の労働と子育て
- 子どもの教育におけるジェンダーによる違い
- 子どものネットいじめ
教員のプロフィール

今田 絵里香
Erika Imada
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程人間・社会学専攻研究指導認定退学、博士(人間・環境学)。主な著書は『新装版 「少女」の社会史』(勁草書房、2022年)、『「少年」「少女」の誕生』(ミネルヴァ書房、2019年)、など。
- 研究分野
- メディア史、教育社会学、ジェンダー研究