Home 文学部 │ 現代社会学科
社会心理、人間関係、
ライフスタイル
- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 小林 盾 教授
- Jun Kobayashi
- 学びのキーワード
-
- 恋愛・結婚
- 美容
- ウェルビーイング・豊かさ・貧困
研究の内容
なぜ多くの人は恋愛や結婚をするのか、なぜ人は美しさに投資するのか、人びとはどのように幸せをみつけるのか――このゼミでは、こうした人間関係やライフスタイルを「社会心理」という視点から考えます。これらは、ともすると個人的なことがらに見えます。しかし、もしかしたら背後に「見えないルール」のように社会心理があって、私たちは無意識のうちに影響を受けているかもしれません。そこで、インタビューやフィールドワーク体験を通して、人びとの喜びや希望、ときには不安や痛みに寄りそうことで、だれにもやさしい、本当に豊かな社会とはなにかを考えていきます。(トップ写真はモンゴルでのフィールドワーク、左から2人目が小林、右写真は石垣島でのゼミフィールドワーク、前列中央が小林、学生たちの手はシーサーのまね)
研究の進め方
「今日は仮説を立てましょう」など毎週目標を決め、全員同じスピードで卒論を進めます。そのため、だれか取り残されることがありません。また、かならず現場へいってフィールドワークをしたり、人びとにインタビューします。これらは自分にしか書けない「宝もの」となり、卒論執筆で中心部分となることでしょう。ほとんどの人が調査の未経験者ですが、基礎からやさしく学べます。疑問や間違いをむしろ大切にし、皆でいっしょに解決します。教員がそれらを嫌がったり、怒ったりすることはありません(知的バリアフリー)。希望があれば、ハロウィーン、運動会、ロールプレイング、他己紹介、アルバム作成、ボランティア体験、就活ゼミなどのイベントを実施しています。(右写真はハロウィーン、一番右が小林、みなゾンビのつもり)
未来のゼミ生へ
読書するよりインタビューやフィールドワークで体を動かしたい人、仲間と助けあって勉強したい人、のんびりした雰囲気やイベントが好きな人、恋愛・結婚・人間関係・美容・幸せ・食べ物などに関心がある人、研究テーマがはっきり決まっていない人には、このゼミが向いていることでしょう。多様なタイプの学生が集まるといいな、と思います。
ゼミ・研究室の魅力
- フィールドワークができる
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 論理的な思考力が鍛えられる
- 研修旅行やゼミ合宿がある
- ハロウィーン
卒業論文のテーマ
- 恋愛と結婚の研究
- 美容の研究
- 幸せの研究
- スイーツの研究
- 音楽の研究
- 子どもの貧困の研究
- ボランティアの研究
教員のプロフィール
小林 盾 教授
Jun Kobayashi
東京大学文学部、シカゴ大学大学院修了。文学部教授、成蹊大学社会調査研究所所長。専門は社会学、社会的不平等。趣味(好きなもの)はスイーツ、妻と街歩き、料理、ジョジョの奇妙な冒険など。著書に『変貌する恋愛と結婚』、『美容資本』、『嗜好品の社会学』、『ライフスタイルの社会学』など。
- 研究分野
- 結婚・恋愛、美容、ウェルビーイング・豊かさ・貧困・幸福感、食べ物・嗜好品