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メディア環境を考える

対象学年
3・4年次
担当教員名
西 兼志 教授
Kenji Nishi
学びのキーワード
  • メディア論
  • メディアの理論
  • コンテンツ分析

研究の内容

私たちの日常生活で、スマホやPC、テレビ、雑誌といったメディアとの接触は欠かせなくなっています。いまやメディアは自然環境と同様に重要な環境となっていると言えるでしょう。このゼミでは、このようなメディア環境を、具体的なメディア・コンテンツやメディア・コミュニケーションのあり方を分析することを通して、考察します。そうすることで、当たり前のものとして受け入れてしまっているメディア環境を捉え直すきっかけにしていきたいと考えています。

研究の進め方

3年の前期は、テキストを読みながら、メディア分析を進めていくにあたって必要となる概念や言葉を学びます。後期は、前期中に学んだ考え方を使って、ゼミ生それぞれが関心のあるテーマについて調べ、その成果を発表することで、さらに理解できるようにしていきます。それと同時に、卒論を執筆するために必要な方法や考え方を学びながら、学期ごとに具体的な目標を設定することで、卒論完成に向けて計画的に進めていきます。
とはいえ、ゼミは、みなさんそれぞれが卒論の執筆に向けて学んだことを、互いに議論し共有しながら学んでいく場です。つまり、ゼミの主役はあくまで、参加するみなさんです。そのため、学ぶ内容だけでなく、ゼミ外の活動なども、みなさんの成長・変化に応じたものとしていきたいと思います。

未来のゼミ生へ

メディア研究は、まだまだ若い分野です。そのため、自分にとって身近な現象を始めとして、さまざまな対象について考えることができるという自由があります。しかしその反面で、ただのおしゃべりになってしまう危険がつねにあります。そのため、しっかりとした議論を組み立てていくには、これまで蓄積されてきた研究の知見や成果を参照することが必要になります。こうして、身近なことがらを改めて考える経験を積んでいくことで、当たり前が当たり前でなくなる、新たな状況に臨んだ際にも、何が問題なのかを把握し、それを解決していく力を身につけていくことができると考えています。

ゼミ・研究室の魅力

  • ⽂献を読み解く力が身につく
  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 論理的な思考力が鍛えられる
  • 研修旅行やゼミ合宿がある

卒業論文のテーマ

これまでの卒論のテーマとしては、マンガ・アニメ(ジブリ、ディズニー、エッセイ漫画、よしながふみ...)、アイドル(ジャニーズ、ハロプロ、ももクロ…)、韓流(K-POP、リアリティー・ショー…)、スポーツ(ハンドボール、バレーボール...)、TV番組(バラエティ、恋愛ドラマ...)などがあります。

教員のプロフィール

西 兼志 教授

Kenji Nishi

言語理論・コミュニケーション理論をベースにして、メディアの理論やコンテンツ分析などのメディア研究を行っています。

研究分野
メディア論、メディアの理論、コンテンツ分析
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