Home 文学部 │ 国際文化学科

ヨーロッパの歴史と文化&
比較文化研究&異文化交流史

対象学年
3・4年次
担当教員名
寺本 敬子 准教授
Noriko Teramoto
学びのキーワード
  • ヨーロッパの歴史と文化
  • 比較文化研究
  • 異文化交流史
情報発信

研究の内容

このゼミでは、ヨーロッパの歴史と文化、比較文化研究、異文化交流史を対象とします。主に、(1)一つの国の歴史に限定しない「グローバル・ヒストリー」という歴史と文化の捉え方、(2)人間の諸活動を対象に、政治・経済・文化・社会などの諸要素を多角的に分析する社会史の方法について学んでいきます。特に 比較文化研究および異文化交流史に重点を置いていますので、ヨーロッパに留まらず、その他の地域(アメリカやアジアなど)との関係も対象となります。

研究の進め方

・基本の活動
ゼミでは、実際に史料と研究文献を読解し、ゼミ全体でのディスカッションを重ねていきます。「歴史とは現在と過去との対話である」と皆さんも聞いたことがあるかもしれません。ただ、それはいかなる方法で行うのでしょうか。このゼミでは「問題提起・仮説・検証」に基づいて、様々な史料と研究文献を読み進め、各自が立てた問題(研究テーマ)について、過去と現在を結び付けて分析する力を養います。
・卒業論文
3年生の前期は、共通テーマを設定し、歴史学のメソッドを学び、卒論に向けた第一次テーマを決定します。後期は、徐々にテーマを絞って卒論の構想を立てていきます(第二次テーマ)。ゼミでは、毎回「研究トピック」の時間を設け、担当者が研究テーマに関連する小トピックを紹介し、全体で議論しますので、多様なテーマにアンテナを張り巡らせながら、自分自身の卒論テーマを掘り下げていくことができます。なお、3・4年生の合同ゼミも適宜設定し、卒論検討会など、学年を超えた議論や交流の機会も作りたいと考えています。

未来のゼミ生へ

「過去を問うことは、実はその根において、現在を問うことにつながっている」。ヨーロッパという視点から、社会史および比較の手法を用いて多角的に分析し、皆さんの問いたい世界を解明してみませんか。

ゼミ・研究室の魅力

  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 学外の人と交流ができる
  • 他のゼミ・研究室⽣との交流がある
  • 論理的な思考力が鍛えられる

卒業論文のテーマ

  • ヨーロッパの歴史と文化、比較文化研究、異文化交流史を対象としたテーマであれば、基本的に自由です。研究テーマは、ヨーロッパの文化(博物館、絵画、建築、映画)、食、宗教、教育、スポーツなど、多岐にわたっています。また比較文化研究および異文化交流史として、ヨーロッパ諸国間の関係に留まらず、アメリカやアジアなど、複数の地域を対象とした比較研究も行っています。

教員のプロフィール

寺本 敬子 准教授

Noriko Teramoto

フランス近代史を専門に、パリ万国博覧会を通じた日仏交流史を研究しています。研究内容の詳細はリサーチマップをご参照ください。皆さんと共に議論しながら私も調査研究に励みたいと思います。

研究分野
フランス近代史、日仏交流史
ページトップへ戻る