Home 国際共創学部 │ 環境サスティナビリティ学専攻
2026年4月国際共創学部開設予定。
ゼミの内容については変更等の可能性があります。
観光地理学
- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 学びのキーワード
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- 観光地理学
- サステナブルツーリズム
- 地域振興
研究の内容
観光産業は、少子高齢化に直面する日本において数少ない成長分野の一つとされています。一方で、「観光」といっても研究対象は多岐にわたり、観光の主体であるゲスト、ホストとして受け入れる地域・産業・労働者・行政、さらには人々の暮らしや環境に関わる社会課題にまで及びます。こうした中、本ゼミでは観光の実態を徹底したフィールドワークに基づき、「現場で確かめること」を重視します。調査・研究の設計から分析、発表までを自らの手で進めていくため、地道な努力や粘り強さが求められますが、その過程で得られる気づきや成長は何ごとにも代えがたいはずです。主体的に学ぶ意欲のある学生のみなさんを歓迎します。
研究の進め方
3年生のゼミでは、「観光」に対する理解を深めるため、都内近郊などでのフィールドワークを通じて現場感を養うとともに、観光地理学分野を中心とした先行研究の精読や、観光統計・地域統計の分析手法および表現方法の習得に力点を置きます。4年生のゼミでは、前年度にえられた知見をもとに、個人またはグループで任意の研究対象地域を選定し、入念なフィールドワークに基づいて各自のテーマを決めていきます。ゼミの最後には、研究の集大成として成果発表をしていただき、とくに研究が進展した場合は地理系の学会発表の場で報告することを目標とします。そのほか、本ゼミが連携している南軽井沢エリアの特定のフィールドにおいて地域諸課題解決に向けたインキューベーション型の研究をしていただくことも想定しています。
未来のゼミ生へ
私自身も本学の卒業生として、在学中にフィールドワークを通じた観光地理学研究の醍醐味を知りました。自ら現場を周り、人と関わり、最後までやり抜く経験は、今も仕事の原点となっています。昨今のAI技術の進展により、情報が容易に得られる時代だからこそ、地域に足を運ばなければ得られない「ローカルな空間でのリアリティ」や「人との関係性を感じ取る力」が大切なはずです。本ゼミでは、地域を舞台に仲間と協働し、問いを立て、調査し、考え抜く力を育みます。観光を「現場から学ぶ」面白さを、ぜひ体感してください。
ゼミ・研究室の魅力
- フィールドワークができる
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 学外の人と交流ができる
- 論理的な思考力が鍛えられる
- 研修旅行やゼミ合宿がある
- 地域連携活動ができる