Home 国際共創学部 │ 環境サステナビリティ学専攻 
2026年4月国際共創学部開設予定。
ゼミの内容については変更等の可能性があります。

農業・農村・環境地理学
─ 持続可能な人間と自然の関係を多角的に探究・構想 ─

対象学年
3・4年次
担当教員名
学びのキーワード
  • 持続可能な農業・農村
  • 環境地理学
  • 政治生態学
  • 経済地理学

研究の内容

持続可能性に深く関係する農業、農村、環境問題、そして食料について学ぶゼミです。これらのテーマには多様な切り口がありますが、人間と自然の関係を社会や経済の側面から考える「政治生態学」や「経済地理学」の視点を重視して議論、研究します。

夏の暑さへの対応や、食生活など、私たちの暮らしは自然と関わりながら、社会や経済の変化と密接に結びついています。こうした関係を、自然環境と社会経済の両面から総合的に学んでいきます。

人間と自然の関係は地域や人々によって異なるため、地域での聞き取り調査が重要になります。また、数値データの分析は地域の違いを理解するのに役立ち、ビッグデータを活用した解析にまで広がります。これらの方法を身につけるために、ゼミでは輪読・演習・フィールドワークに取り組みながら、持続可能な人間と自然の関係を構想する力を育てていきます。

研究の進め方

ゼミは、国際的に通用する研究力と、日常生活や社会で活かせる知識を実践的に身につける力を育むために、①環境地理学・研究方法の学術書(外書を含む)の輪読、②英単語・熟語クイズ、③フィールドワーク、④卒業論文指導の4本柱から構成されます。毎週のゼミでは、環境地理学や、研究法についての輪読を行い、理論と概念の理解を深めます。環境地理学については、地球規模から身近な課題までを結びつけて議論します。研究法については、空間データ分析や、聞取りデータを含む定性分析までを幅広く学び、演習を通して分析力を磨きます。

外書購読を効果的に行うことを目的にIELTS、大学院留学レベルの英単語・熟語クイズを繰り返し行います。

フィールドワークでは、関東地方の農業・農村・環境について聞き取りや観察を実践します。卒業論文指導は、3年次にテーマ設定・先行研究レビュー・研究計画書の作成を行い、4年次に調査・分析・執筆へと段階的に進めます。教員や他の学生とお互いに敬意を持って対話を重ね、学術的な成果を発信する力を育てます。

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未来のゼミ生へ

学生の皆さんには、獲得した知識やスキルを活かして、世界で活躍してほしいと思います。ゼミはそのために学び、活動する場所です。

大学は、切迫した状況で知識を詰め込む場所ではなく、余裕をもって新しい気づきや学びを得る場所です。だからこそ、自分の好奇心を最大限に発揮してみてください。身近な出来事も「なぜだろう」、「どうすれば良くなるのだろう」と面白がって調べてみてください。勝ち負けもよりも、探求の楽しさを大切にしてほしいと思います。

私自身も好奇心を原動力に、「学び続けること」、「反対意見に耳を傾けること」、「倫理的な問題に取り組むこと」を信条に、地球全体に思いを巡らせながら研究を続けています。

ゼミでは、好奇心を大切にしながら、皆さんと一緒に研究と教育を進めていきます。農業、農村、環境地理学を中心に、世界について理解を深め、向き合えるように学ぶ力を身につけていきましょう。

ゼミ・研究室の魅力

  • フィールドワークができる
  • ⽂献を読み解く力が身につく
  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 学外の人と交流ができる
  • 語学力が身につく
  • 論理的な思考力が鍛えられる
  • 研修旅行やゼミ合宿がある
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