Home 国際共創学部 │ 環境サステナビリティ学専攻
2026年4月国際共創学部開設予定。
ゼミの内容については変更等の可能性があります。
過去を調べ、現在を知り、将来を予測する
- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 学びのキーワード
-
- 地形
- 自然地理
- 防災
研究の内容
自分で対象地域を決めて、地形の成り立ち、地層のでき方、それらを社会に生かす方策を調査・研究します。フィールドワークが基本ですが、ボーリングデータのような埋もれているデータを発掘し、利活用を図ることもあります。他の大学や研究所に行って、専門家の先生のアドバイスをもらったり、特別な機器を使って分析することもあります。学校、博物館、ジオパークなどでの活動を教育学的に研究することもできます。最終的には、持続的で安心・安全な社会に資するために、自分の研究がどのように活かせるかを考えてもらいます。

研究の進め方
自分が面白い、不思議だ、楽しいと思っていることを研究してもらいます。3年次は、皆で野外に出かけたり、本や論文を読んだり、先輩を手伝ったりして、何を研究するのかを見つける時、「種をまく」時期です。4年次は、自分の決めたテーマを一人で研究する時、「芽を出して、茎や葉を伸ばす」時期です。答えはないので、試行錯誤してください。毎週ゼミの友達と議論したり、私も随時サポートします。もし良い結果が出たら、どこかで発表して、「花を咲かせ」ましょう。地形や地質の研究では、どんなに小さくても、自分が誰よりも一番よく知っているフィールド(地域)を持つことができるのが、大きなやりがいです。

未来のゼミ生へ
「温故知新」とは、古きをたずねて新しきを知ること、すなわち昔のことを調べると将来のことがわかるということです。文字のない時代(奈良時代)よりも前の時代のことは、地形や地層に記録されています。地形や地層を調べると、昔の自然や人の暮らしのことがわかりますが、地形や地層は何も話してくれません。地形や地層に残されている証拠をジグソーパズルのように組み合わせて、科学的に推定します。地形や地層は大学に来てくれないので、自分で野外に出て会いにいきます。晩秋に谷の斜面から落ち葉がさーっと流れてくる時、ふと空を見上げると飛行機雲が一筋伸びている時、気がついたら草原で羊に囲まれている時、そういう時にフィールドはいいなあと思います。フィールドに出たい人を歓迎します。
ゼミ・研究室の魅力
- フィールドワークができる
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 学外の人と交流ができる
- 他のゼミ・研究室⽣との交流がある
- 論理的な思考力が鍛えられる
- 研修旅行やゼミ合宿がある
- 子どもたちと触れ合う活動ができる