Home 国際共創学部 │ 国際日本学専攻
2026年4月国際共創学部開設予定。
ゼミの内容については変更等の可能性があります。
近現代日本の美術と社会

- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 平山 美樹子
- Mikiko Hirayama
- 学びのキーワード
-
- 日本美術史
- 近代美術
- 異文化交流
研究の内容
本ゼミでは、1920年代から1930年代における美術と政治との衝突を、さまざまな作品の分析を通じて検証します。学生の研究テーマとしては、19世紀・21世紀の美術も可能とします。また、英文の研究を読んだり、英語でのプレゼンテーションの練習をすることも想定しています。
研究の進め方
ゼミは以下の4種の活動によって成り立っています。
①文献購読:テーマに関連する重要文献を講読する。
②グループワーク:参加者各自の関心に応じてグループに分かれ、調べた内容を報告する。
③関連テーマに関する展覧会の見学(不定期)
④卒論報告:随時・4年生のみ。
学期の初めに時代背景について学んだあと、学生がそれぞれ選んだ文献群またはテーマについて発表します。発表の回数は学生の人数にもよりますが、一学期に最低2回と想定してください。パワーポイントによる、画像を使った効果的なプレゼンテーションの方法を学びます。発表者は当日までにレジュメ及び文献に関する質問を用意し、全員に配布すること。その際、必ずしも「唯一の正しい回答」があることは期待されていません。また、その問いに対してゼミ生達が最初に出す答えが正しくなくてもよいのです。討論そのものから学ぶことがゼミの目的の一つです。
未来のゼミ生へ
インターネットでありとあらゆる画像があふれる今、画像の分析力を培う美術史はある意味もっとも現代的な学問分野の一つと言えるかもしれません。また、美術史は文学や歴史、哲学、宗教学など人文科学の総合的知識を必要とする研究分野でもあります。皆さんが今後どのような進路を選んでも、本ゼミで学んだ美術史的手法・視点は必ず役に立つスキルとなるはずです。一緒に学びましょう。
ゼミ・研究室の魅力
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 語学力が身につく
- 論理的な思考力が鍛えられる
教員のプロフィール
平山 美樹子
Mikiko Hirayama
アメリカ、ピッツバーグ大学にて博士号取得。2002年から2024年まで同国シンシナティ大学にて教鞭を取る。専門は日本近代美術史。共著にWaves of Renewal: Modern Japanese Prints, 1900–1960, New Essays in Japanese Aesthetics: Philosophy, Politics, Culture, Literature, and the Arts など。
- 研究分野
- 日本近代美術史