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2026年4月国際共創学部開設予定。
ゼミの内容については変更等の可能性があります。

ポップカルチャー×ファン研究
×フィールドワーク

対象学年
3・4年次
担当教員名
バラニャク平田
ズザンナ
Zuzanna
Baraniak-Hirata
学びのキーワード
  • ポップカルチャー
  • ファン研究
  • ジェンダー

研究の内容

日本のポップカルチャーとそのファン文化を中心に、アイドル、アニメ、マンガ、ゲーム、映画や舞台など、現代文化に関わる幅広いテーマについて学べるゼミです。身近にある「当たり前」を問い直すことを目指し、「人はどのように自分の〈好き〉を実践するか」「メディアがどのように文化のイメージを作り出すのか」「ポップカルチャーがどのように社会に影響され、社会を変化するのか」などの課題を文化人類学、社会学とカルチャースタディーズをまたがる学際的な視点で掘り下げていきます。

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研究の進め方

ゼミでは、国内外のポップカルチャーに関する具体的な事例を取り上げ、多様な概念や理論的枠組みを学びながら批判的な思考力を養います。3年生の間は、ゼミ生の興味関心に沿って各自で選んだ日本語か英語の論文を読解し、担当者がレジュメを作成して発表をし、それをもとにみんなでディスカッションをします。3年の夏休み前にプロジェクト型のフィールドワークを実施し、実践的なデータ収集の経験を身につける機会があります。4年生は、卒業論文の執筆に向けた指導が中心になります。卒業論文の研究テーマは、ゼミ生は自らで自分の興味関心に沿って立案します。個人面談の他に、卒論の進捗状況の報告会や、3・4年生の合同ゼミの発表会も実施します。

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未来のゼミ生へ

高校までの学びでは、与えられた正解を覚えることが求められましたが、大学での学びは、情報を鵜呑みにせず、これまで「当たり前」のものに対して「なぜ当たり前なのか?」という問いを常に持ち続けることが求められます。私たちは日々SNSやネット上で無数の情報に接していますが、その情報の真偽や背景を見抜く力、いわゆる批判的思考力はますます重要になっています。このゼミでは、ポップカルチャーのさまざまな実践の具体的な事例研究で私たち身近な文化への理解を深めながら、情報を批判的に読む力や自分の意見を的確に伝える力を養います。

ゼミ・研究室の魅力

  • フィールドワークができる
  • ⽂献を読み解く力が身につく
  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 語学力が身につく
  • 論理的な思考力が鍛えられる

卒業論文のテーマ

  • ファン文化の実践に関する研究
  • ジェンダーに関する研究
  • メディア表象の分析に関する研究
  • ソーシャルメディアの言説分析に関する研究
  • 若者文化と都市空間に関する研究など

教員のプロフィール

バラニャク平田 ズザンナ

Zuzanna Baraniak-Hirata

マンチェスター大学人文科学部日本研究学科卒業、お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科博士前期課程、博士後期課程修了。博士(社会科学)。日本のポップカルチャーとジェンダーを専門に、ファン研究を通して日本の現代文化の多様な側面を探求。

研究分野
文化人類学、ファン研究、ジェンダー論、空間論
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