研究の内容
会社法は、社会の中で存在を増す重要な存在ですが、会社は、株主のものか、公益のために活動すべきかなど、理論的な論点も多くあります。本演習では、会社法に関係する論文、判例、新聞記事等を素材として、会社法及び会社を検討します。資料を事前に予習した上で、グループでの議論を行い、その後、全体で議論しています。
研究の進め方
週に1度、担当教員が指定した文献を読んだ上で、幾つかの指定された論点について議論します。事前の予習が必須です。4年生になってからは、演習での議論と並行して、卒業論文の執筆及び報告を行います。
未来のゼミ生へ
日本のほとんどの会社は、株式会社であり、株式会社の運営を学ぶことは、就職をする限り、誰にでも役立つといえます。本ゼミの担当教員の専門が金融商品取引法であることから、主に上場会社について研究します。
ゼミ・研究室の魅力
- ⽂献を読み解く力が身につく
卒業論文のテーマ
- 株主アクティビズムと企業経営
- 平成26年改正会社法施行後のキャッシュアウト
- 社外取締役選任義務化の是非と望ましい人数
- ソフトローとしてのステークホルダー資本主義の妥当性
- 元引受証券会社のゲートキーパー責任
教員のプロフィール

湯原 心一
Shinichi Yuhara
専門は、会社法・金融商品取引法。博士(法学)、ニューヨーク州弁護士。著書に『証券市場における情報開示の理論』(弘文堂、2016)。
- 研究分野
- 会社法、金融商品取引法