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組織行動論から
イノベーションを提案する

対象学年
3年次
担当教員名
義村 敦子 教授
Atsuko Yoshimura
学びのキーワード
  • 組織心理学
  • 組織イノベーション
  • 実証データ分析

研究の内容

モチベーションやリーダーシップなど組織での人間行動や心理について学び、その知見を活用して、組織(企業・大学・部活やサークル)が今よりずっと良くなるイノベーション方策について研究します。研究テーマは受講生が自由に企画立案します。アンケート調査で得たデータを分析して研究成果をまとめ、プレゼンテーションと研究成果報告書作成を行うのがこのゼミの主な活動です。優れた研究成果は提言先で発表する機会が与えられることもあります。

主なゼミ研究テーマ(研究成果の提言先)は以下の通りです。
・「Jリーグの再活性化戦略」(日本サッカーリーグ協会 JFA House) ・「成蹊大学の強みを生かす組織活性化」(成蹊大学学長室) ・「東京ディズニーランドの組織活性化」(舞浜) ・「吉祥寺アニメフェスティバルの活性化」(武蔵野市商工会議所) ・「コロナ禍の授業形態と学習へのモチベーション」(調査協力者とWEBにて情報共有)

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研究の進め方

<春>組織心理学のテキストを輪読して主要な理論を学びます。その上で、受講生一人ひとりがどの組織についてイノベーション研究を実施したいかを考えて、個人企画案を発表します。研究テーマは自由です。
<夏>研究テーマに共通点を見出したメンバーが自主的に集まってグループを作り、実習班ごとに研究企画書(研究テーマ、問題意識、研究目的、関連研究、仮説、予定調査概要など)を作成します。
<秋>実習班はアンケート調査を実施して収集したデータを分析します。分析結果をもとに仮説を検証して考察、結論、提言を考えます。
<冬>研究をまとめてプレゼンテーションします。口頭発表で得たコメントを参考しながら、研究をさらに進めて研究報告書にまとめます。提言先への発表も視野に入れて、研究成果報告書を完成させます。
<その他>討論、グループワークや他大学ゼミとの交流によって発言力向上も目指します。

未来のゼミ生へ

創造的な問題解決能力がこれからさらに求められるでしょう。自発的な調査研究の経験はこの能力を伸ばすのに役立つかもしれません。
チームワークを大切にしながら、個人の発案を活かして、自分達で収集したオリジナルデータをまとめて、研究発表する意欲のある人を募集しています。データ分析やプレゼンテーションが今は得意ではないけれど苦手意識を克服して社会人になりたい人も歓迎です。「自分で考え、発信できる人」を目指しましょう!

ゼミ・研究室の魅力

  • フィールドワークができる
  • ⽂献を読み解く力が身につく
  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 学外の人と交流ができる
  • 他のゼミ・研究室⽣との交流がある
  • 論理的な思考力が鍛えられる

卒業論文のテーマ

  • 「SDG’s意識の国際比較―日米留学生アンケートを基にして―」
  • 「感謝とモチベーション ー働く意欲を引き出す人的資源管理―」
  • 「コロナ禍におけるプロ野球観戦の実態とファンのモチベーション研究」
  • 「オンライン授業における学習の習熟度と疲労度に関する研究」
  • 「アニメータの就労現状と課題に関する研究」

教員のプロフィール

義村 敦子 教授

Atsuko Yoshimura

成蹊大学経営学部教授。Ph.D(商学)。専門は組織行動論及び人的資源管理論
主な著書に『基礎研究者の職務関与と人的資源管理』慶応義塾大学出版会

研究分野
組織行動論、人的資源管理論
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