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ソーシャルデータ分析の実践

- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 吉見 憲二
- Kenji Yoshimi
- 学びのキーワード
-
- テキストマイニング
- ソーシャルメディア分析
- プレゼンテーション
研究の内容
スマートフォンやソーシャルメディアの普及に伴い、ユーザーや消費者からの情報発信が爆発的に増えています。こうしたソーシャルメディア上に投稿されているテキストや画像といったソーシャルデータは、マーケティングや効果測定などさまざまな局面で活用されています。このゼミではソーシャルデータ分析、特にテキストマイニングを中心とした分析手法を身につけるとともに、実践として学んだ分析手法を用いた何らかの提案を完成させることを目的に活動しています。画像はYahoo!知恵袋の育児コミュニティの投稿内容を可視化したものであり、分析手法を身につけることでこうした直感的に理解しやすいデータの可視化を行うことができるようになります。

研究の進め方
ゼミ全体の期間を通して、先行研究の調査、情報探索、情報分析、プレゼンテーション、ディスカッションを実施します。3年次の前期は先行研究の調査・発表と分析手法の習得をメインに活動します。3年次の後期からは任意のグループを組んで、学外のコンテントに参加し、学んだ分析手法を活用した提案を行います。4年次は改めて卒業研究テーマの設定を行い、各自で研究を進めます。最後にゼミ全体で卒業研究の発表会を行います。なお、希望があればゼミの期間中に他大学との合同ゼミや企業見学なども実施します。

社会との関わり
経営のさまざまな領域に情報通信技術が活用されるようになり、「経営」と「情報」の結びつきは年々強くなっています。それに伴い、「ITが苦手だから」「文系だから」という言い訳はますます通用しなくなってきています。逆に、データベースやツールが進化することで、個人でも簡単に高度な分析をできるような環境が実現しています。大学やゼミではぜひ新しいこと、苦手なことを積極的に学び、自身の可能性を広げていってください。
ゼミ・研究室の魅力
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 他のゼミ・研究室⽣との交流がある
- 論理的な思考力が鍛えられる
- 研修旅行やゼミ合宿がある
卒業論文のテーマ
- Trip(旅)+prize(ご褒美)=trize(トライズ)
- 地域全体で子育て世帯を支える街づくり
- 空き家対策を通じた防災対策の提案
- 三鷹市の地域活性化について
- コロナに負けるな!地元で楽しむ北陸
- 古民家で創るニューノーマルな観光
教員のプロフィール

吉見 憲二
Kenji Yoshimi
2012年早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程修了、博士(国際情報通信学)。佛教大学社会学部現代社会学科講師、准教授を経て2020年より成蹊大学経営学部総合経営学科准教授。経営情報学、情報社会学の研究・教育に従事。
- 研究分野
- 情報社会学、経営情報学、
情報コミュニケーション