研究の内容
3年生のゼミナールでは、テーマとして「社会学を通して、現代社会を考えよう」を掲げています。
現代社会には、さまざまな社会問題/社会事象/文化事象があります。コロナ禍における人間疎外の問題、美容整形という身体加工を繰り返す風潮。毎年変わるデザインや流行色によって購買意欲がそそられ、意図的な情報発信による炎上が繰り返される一方で、孤独死が増えています。
各自が関心をもつさまざまな社会問題/社会事象/文化事象を、徹底的に探求して発表していってもらいます。各自の問題関心を共有していくことで、多角的な視座からの現代社会考察が可能となります。社会学を通して、現代社会を様々な角度から考えていきます。
研究の進め方
3年のゼミナールは、基本毎週1回の授業時間内で、グループワークや個人プレゼンテーションによって、グループや自分の目的関心にしたがった社会問題等を検討していってもらいます。
4年のゼミナールは、卒論の完成に向けて、基本、個人で執筆と研究を進めてもらいます。途中経過を適宜ゼミの時間内で報告してもらい、自分の卒論執筆に生かしてもらっていきます。
社会との関わり
わたしたちは、多くの人が集まりシステムを形成している「社会」の中で生きています。けれど、時に「個人」は行動すると「社会」からはみ出てしまうこともありますし、はみ出たら「社会」から制裁を受けることがあります。一人ひとりの「個人」は、実は「社会」の中では、自分の思った通りに生きていくことはしづらいものなのかもしれません。
「社会学」という授業では、複雑多岐にわたる現代の社会問題を取り上げながら、こういった「公」と「私」の葛藤、相克関係を考察していきます。まずは自分の寄って立つ社会がどのような社会なのかを考えることで、様々な社会問題を考察する力を養うことができるはずです。
ゼミ・研究室の魅力
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 論理的な思考力が鍛えられる
卒業論文のテーマ
- 大正ロマンについて
- どうして日本人はモネが好きなのか――美術館の役割について
- 『少年ジャンプ』の役割
- 村上春樹と夏目漱石
- 消費社会論の研究
教員のプロフィール

挾本 佳代
Kayo Hasamoto
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業後、新潮社に勤務。法政大学大学院に入学し、社会学(法政大学)を取得。2003年4月より、成蹊大学に所属。『社会システム論と自然』(法政大学出版局、日本社会学史学会賞受賞)、『白洲正子』(平凡社)など。
- 研究分野
- 社会学、社会システム論、思想史、文化、美