研究の内容
研究の進め方
まず、環境政策に関する所定のテーマについて、グループ学習を通じて、各自が取り組む具体的なテーマを決める。次に、各回の報告担当者を協議して決めたうえで、各回のゼミナールで、プレゼンテーション(報告)、ディスカッション(討論)を行う。報告担当者は、事前の準備として、図書館やウェブサイトを活用して文献資料を読んでレジュメを作成し、予めほかのゼミ生に報告内容を周知して円滑にゼミが進められるように、作成したレジュメをCoursePowerに掲示する。ディスカッションにおいては、積極的に説得力のある発言をすることが求められる。
4年次の卒業論文に繋げることができるように、上級ゼミナールI・Ⅱの最終的な成果としてゼミレポートを学期末に提出する。
社会との関わり
SDGsは、2015年に国連が採択した、国際社会の2030年に向けた目標となっている。地球温暖化、自然環境の破壊、海洋汚染など深刻な地球規模の問題が山積する状況にある。国内においても、国がSDGsに適う環境政策を重視して環境分野の法制度の整備を進めるとともに、⾃治体、企業、NPO、学校などでは、それぞれの役割を果たすために、環境問題に日常的に配慮することが求められて、様々な取組みが進められている。上級ゼミナール、さらに卒業研究での学習の成果を活かして、卒業後に社会人として就業するなかで、このようにSDGsが重視される社会で活躍できる適応力を身につけることが期待される。
ゼミ・研究室の魅力
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 学外の人と交流ができる
教員のプロフィール
渡邉 知行
Tomomichi Watanabe
大気汚染公害、原発事故、薬害、予防接種など、法による被害者の救済について研究を進めて、その成果として、論文などを公表してきた。環境分野では、日本環境会議、環境法政策学会に所属している。
- 研究分野
- 民法、不法行為法、環境法