Home 理工学部 │ データ数理専攻
学習型知覚データ処理研究室
─ 人の知恵とデータを駆使した画像認識技術研究 ─

- 対象学年
- 3・4年次
- 担当教員名
- 村松 大吾
- Daigo Muramatsu
- 学びのキーワード
-
- コンピュータビジョン
- パターン認識
- バイオメトリクス
研究の内容
研究室では,主に画像や映像を対象とした認識技術の研究を行っています。
映像などのデータを対象に、人の能力を超える認識技術を、我々の知恵や経験を盛り込みつつ実現する、そんな研究をします。
例えば、映像に映っている人物が誰なのかを判定する技術は、個人認証と呼ばれますが、研究室では、人の動作の違いに基づき認証をする技術の研究を行っています。また、スポーツ映像などを対象とし、その対象人物の「動きの良さ」を評価する解析技術の研究も行っています。

研究の進め方
【研究テーマ】
研究テーマ決定は、学生と教員で話し合って決めていきます。教員が提示するテーマを実施する学生もいれば、自ら設定したテーマを実施する学生もいます。教員が提示するテーマの中には他大学との共同で実施するものもあります。
【研究の進め方】
研究テーマが決まったら、各自で研究を進めます。プログラムを組み、研究用サーバを用いて学習をし、手法の評価をしていきます。研究の進捗は発表スライドにまとめてもらい、週に1回ミーティングで発表してもらいます。その発表にもとづき、内容の議論や今後の方針などを話し合います。
未来の研究室生へ
研究室で目指すもの
■研究を通して、社会貢献:優秀な卒業生の輩出
--考える力
--実装能力
--プレゼンテーション能力
を有する学生を育てます。
■価値ある技術を創出:研究成果を世界に発信!
--Top Conferenceでの発表を目指します
--継続的に主要国際会議で発表します
ゼミ・研究室の魅力
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 学外の人と交流ができる
- 他のゼミ・研究室⽣との交流がある
- 論理的な思考力が鍛えられる
- 国際会議での発表を目指す
卒業論文のテーマ
- 平均シルエットに基づく自転車乗車人物認証
- 補助ラベル利用による歩容認識
- 隠蔽のある人物シルエットを対象とした画像復元
- 歩容動画に対するDeepFakeを用いた顔変換
- GPSデータのみからのラグビー状況推定
- 注目領域理解による説明可能な車種識別
教員のプロフィール

村松 大吾
Daigo Muramatsu
1999年早稲田大学大学院修士修了後三菱商事株式会社入社。2005年早稲田大学大学院博士課程退学、博士(工学)。成蹊大学助手、助教、大阪大学産業科学研究所特任講師、情報通信研究機構主任研究員、大阪大学産業科学研究所准教授を経て成蹊大学教授。
- 研究分野
- バイオメトリクス、パターン認識、コンピュータビジョン、人物映像解析、スポーツ映像解析